
とうとう2024年12月29日に閉店してしまいました・・
店内では大声で鳴き、年越しには寂しさで泣き、品川の空虚に心無きいま、私たちは新たな巣立ちをしなければなりません!(何いってんだ?)
今回はデビューした約10年前からの変遷として思い出を語りますが、JUNCTIONに関係なく発展場というものはこんな感じだったねと共感してくれる人もいるのではないでしょうか!
記事を読んで懐かしさや、デビューするときに気を付ける点などあなたの参考になれたら幸いです!
※画像は品川JUNCTION公式サイト、©︎エロストック様から使用しております。
思い出
最後は12月27日に来店をしており「哀愁編」としてレポートを書いています。
自分の知る初めてから閉店までの変遷も交えて語っていきましょう!
もしかしたら、まだ発展場デビューしていない人の参考になるかもしれませんね。
デビューのきっかけ
あれは25歳のときでまだ携帯電話のEメールでやりとりをしていたときです。
出会い系掲示板の「Cool Boys !」のメールで知り合い、いろいろとやり取りをしていました。(画像は2012年に使用していた実物だよ!)
始めの絡みから音沙汰なしで約10か月ほどですが、相手から「とあるバスイベントがあるので一緒に行かない?」とお誘いをいただくことに。
正直、バスには興味ないものの顔の交換もしていたので直接会ってみたいと思うのが少年心!
前回は新宿であった初めてのリアルが「電車男」でしたが、今回は画像では見た目も普通な感じでメールのやりとりも悪くない。(電車男については「初めてのゲイ体験談」へ)
そして2013年5月26日の10時に登戸駅で待ち合わせをしてイベント後には品川の発展場に行く約束をしていました!(懐かしいEメールを確認しながらw)
当日・・ええ…メールも来ないし本人もいませんね。
3分後に電車が遅れているというメールが届き、先に向ヶ丘遊園の駅に向かってくださいとのこと。
素直に向ヶ丘遊園に向かいましたが今度は1時間経ってもメールが来ません。
これはもうアウトかと思いきや「シャトルバスに乗ってイベント会場に向かっている」とのメールが!
どういうこと!? 勝手に向かっているとかシャトルバスとかも分からないし・・
私を困らせたのがシャトルバスは実際にあったりと嘘ではないため、メールの指示通りにイベント会場に行くことに。
バスのイベントについては開催しているのを確認していたため、イベント会場には着くことができました。(画像は当時撮影したもの)
そして、着いた旨の連絡をしてもなかなか返信がきません。
昼過ぎで帰ろうとしたところ「いまイベント会場に友人と来てるよ」とメールがきたけど・・友人といるってどういうこと?
中途半端に現実味のあるやり取りだったことで打ち切れず、バスイベントを見学しながら探してみたものの結局本人に会うことは叶いませんでした!
せっかくインドアの俺が外に出たんだから、一人で品川の発展場に挑戦してみよう!
というわけで、怒りから冒険心に火がついて消極的な自分でも挑戦することができました。
まぁ、そういった意味ではプラスにとらえれば感謝する部分もあるわけですが・・
その日の夜に奴からメールが届きました!

今日は会えませんでしたね。よかったらつぎ会いましょう!
!!ふざけんな!!
一交一会(いっこういちえ)
一期一会(いちごいちえ)といえば「一生に一度限りの機会」をいいますが、発展場では一交一会(いっこういちえ)の「一生に一度限りの交わり」が多いものです。(造語だよw)
一度目はOKだったので再度触れると相手にしてもらえないことが多く、前回相手してもらえたから再び!というわけにはいかないのがこの世界・・知らないで何度も手を触れてしまったこともあります。
そもそもいろんな人との出会いを楽しみたい殿方が多いわけですから、毎回見かけたからといって相手するのであれば個別にホテルをとったほうがいいですね。
初心者の自分には相手にされない理由が分かりませんでしたが、いまとなってはコチラ側の気持ちがわかってしまいますw
なので、お互いにタイプであれば連絡を個別にXなどを交換して連絡を取り合ったり、久しぶりに再会したので触れ合うなんていうのがセオリーです。
ちなみにモテるタイプはどこ行っても筋肉質のような気がしますが、イケメンは意外にも一交一会タイプが多いですね。
また、他の発展場でも見かけて「またいる!!」なんて人もいましたがスペックが高いのに売れ残っていたのでお高い人だったのでしょう・・
一度触れ合って相性がよければ初めの好印象から攻めていくのがよく、あとからだと別のターゲットに目移りして冷めてしまうこともあるので連絡交換はしておきましょうね。
LINEだと仕事で使う人も多く別アカウントの作成が難しいため、Xなど裏垢のようなものが作れるSNSの交換をしたほうがいいですよ!
ちなみに、初めての発展場だと知らない人が多いため、相手からも手を出されやすくなります。(自分は最大5人だったかな・・)
統計
皆さんはJUNCTIONに訪れる前にいちおう「来店予告掲示板」を見ることが多いのではないでしょうか!
掲示板の書き込みを参考にしてくる人もいるため、人を呼びこむためにサクラとして嘘を掲示板に書いていたところもあるとか・・
もちろん正しいプロフの表記をしていることはありませんが目安としてはどんな人物が入場しているか気になるところ。
そんな自分は何を考えたのかExcelでプロフ・名前・曜日で表を作成して人物の特定は可能か試したことがあります。
たしか一か月以上かけて表を作成していた気が・・(どんだけ暇なんだw)
結論からいうと誰も特定できませんでした(笑)
身長が高いなどの特徴でこの人かな~?なんてあっても聞けないし・・
ただ、なぜそのことが可能だったかというと隔週くらいに行っていたため顔見知りが多くなったことや、現在(2024年)ほどロッカーも人の数も多くはなかったためです。
顔見知りというのは別にヤったとかではなく、毎回見かける人のことです。あっちも絶対同じこと思ってますw
現在は入口の階段を超えたところまで行列ができるほど並んでおり、すんなりと入れたあの時代が懐かしい・・
2.3年前くらいからは100人超えの流動が基本だと思いますが、10年くらい前は100人超えていたとしても午後5時がピークで6時はだいぶ人が少なくなっていたので今ほどの賑わいはなかったように思いますね。
また、顔見知りも歳を重ねたりして他の発展場にデビューするため、一時は閑散期もあったんじゃないですかね?(゜-゜)
リニューアル
いまの20代は大部屋があるのが普通の感覚ですが、じつは当初は大部屋は存在しておらずクネクネとした迷路のような通路になっていました。
行き止まりがなかったので、Uターンしたりすれば道すがら待ち伏せしてても会えないことがあったのです。
また、入口の位置も違っており現在はロッカーの左奥へ行った先のT字が入口となっていますが、以前はロッカーを入った正面側にありました。
なのでL字型の通りであり、たとえば入ってすぐ右の通路があの狭くて暗い通路だったわけです。
自分も年を重ねてハッテン熱も冷めた頃で全然行っていなかったため、HPでリニューアルしたことが書いてあったけど来店するのにだいぶ時間が経っていた気が・・
来店する日の冒険心は気分高揚しており、入口変更などリニューアルした風景にワクワクしたのを覚えています!
通路は大部屋につながることで逃げの迷路は消えてしまいましたが、入口変更・大部屋設置・部屋の増設・シャワー増設といった新アトラクションは新鮮でとても楽しかったです♪
ただ、当初の大部屋は暗すぎたため目が慣れても顔の認識ができないレベルだったので、HPなど客の意見に四苦八苦したことでしょう。
ちなみに発展場の改装って発展場専門のレイアウト技術をもった職人がおり、その方に任せているのが一般的らしいですね。
わくわくシャワータイム
たぶん一番みんなの心が昂っている状態がシャワーでの準備であり、早く体をキレイにして暗い通路に猪突猛進したいはず!
たとえば、昔はシャワーは一つしかなかったためシャワー列が長く、丁寧に体を洗っている人がいると客としては困り、遅いと20分以上なんていうのもザラでした。
17時過ぎくらいがピークのため16時くらいには帰る準備もふくめて早めの行列ができていたのが懐かしい。
シャワーの水圧はしっかりと流せる水量であり、ボディーソープもあるため便利です。
タオルは無料(1回1枚)で借りられ鍵などのアイテムを置く場所もあるのでスムーズにシャワーを浴びることができました。
体を流したら体を少し拭いて続きはシャワーから出て敷タオルの上で拭くことで、次の人がシャワーを早めに浴びることができます。
この流れは初心者では分かりにくいですが熟練者たちは流れを分かっているので、スムーズな動きを見るだけで常連なのかすぐ見分けがつくでしょうw
リニューアル後は横に追加されて2か所なったことでスピードアップしたため、並んで10分もあればシャワーの利用が可能ではないでしょうか。待機列にもよるけど・・
シャワーを出た右手には洗面所があり紙コップにイソジン、鏡もあるため手入れもしやすいですね。
このスムーズな準備するための動線もJUNCTIONの人気なところではないでしょうか!
ぜひ新規店舗でも動線の確保をお願いしたいです。(入店できるか分からないけどw)
さて、意外と洗うのに重要な部位について「首・脇・胸・腰」は軽く洗い、股間と穴はしっかりと洗います。(洗い過ぎて石鹸の香りが強くなりすぎるのはNG)
シャワーの水はしっかりと股下に当てないと石鹸が落としきれず匂いが残ることがありますから、手を当てながらしっかりと洗浄しておきましょうね!
ULBO(アルボ)PLATINUM(よもも数年間愛用中)
出会い
発展場をただの触れ合いの場所にするかはあなた次第であり、ときには出会いの場となることもあります。
たとえば、体の相性がイイことから連絡先を交換して次回は個人的にホテルに行ったり、そのまま食事するキッカケとなって・・などですね。(実際にアリ)
面白いのがゴムをしている人との連絡交換は記憶にないんですがnmで盛りあった人と相性がいいと連絡をとりあったりなんてことが多いです。
あっ、初期は自分もゴム派でしたが性に奔放になるにつれて快感を求める方にシフトしてしまいましたね。(薬もあるし)
ちなみに彼氏ができたのもココがキッカケだったりします( ̄ー ̄)
そのときは互いに入店年齢ギリギリな感じでしたが、暗闇という最高級の化粧の効果もあり互いに20代に見えていたことでしょうw
他にもゲイビデオモデルが発展場に来店していたり、Xで有名な顔出しモデルが遊びに来ていたりします。(サクラもいるらしい?)
ちなみに、私の師匠(@user810810)とは「BodyBreath!」という発展場で出会っており、やっぱり発展場というのは「大人の射交場」なんですよ!
ちなみにデビュー初年度は隔週でハマっていたので3桁の出会いは確実でしたw
ドレスコード
最近のジャンクションがデビューの人だとアンダーウェアはパンツしか知らないと思いますが、以前はマイクロタオルや手隠しというスタイルが主流でした。
どの発展場でも一番人気は「手隠し」であり、店側もドレスコードの洗濯をする必要がなかったり客側も手軽なエロさを味わうことができる素晴らしいスタイルでした。
ただ、手で隠さないと公然な露出扱いとなってしまい法的な部分で触れてしまうため人気であるけど諸刃の剣?です。
次に人気だった「マイクロタオル」はピンク小さな正方形のタオルで股間を隠す程度のスタイルですが、こちらは店側が洗濯する必要や、無くしたり汚れたりすると面倒なことが増えてしまいます。
「アンダーウェア」も法的な面で安全なので悪くはないのですが、客側としてはエロさの半減やTOOTなどの人気ブランドだと脱いで置いたら盗まれてた!なんてことも珍しくありません。
安心して楽しむためにも他の発展場でもちゃんと手で隠して楽しみたいところです。
さて、片手で隠されたところを直接触れようとしても開放してもらうことが難しいので、利き手で胸のあたりを優しく揉むことが大事です。
相手が受け入れる気持ちになると隠されていた大事なところが開放され、高嶺のハイビスカスを愛でることができるでしょう!
閉店前に訪れたときには20代の子がカルバンクラインのボクサータイプ(黒色)で大半を占めていて驚きましたが、丈が長めなのでエロさが足りないですね・・
以前はTOOTというブランドのマイクロボクサーという丈の短いのが流行っていましたが、高額で盗難にあいやすかったり、会社がノンケ側に力を入れてしまったことでゲイ離れが起きているようです。
どの会社やモデルにも共通していえることはゲイを食い物にしようとした瞬間、ゲイの心が離れていきますね。
ゲイに支持されるためには男同士だけのコミュニティによる結束が重要であり、ノンケに手を出したり一応男とSEXしておくか~みたいな中途半端なことをしていると日本での人気は確実に落ちている気がします。

とまぁ、思ったより詳細に思い出せたので、記事をご覧になって思いを馳せた人もいるかもしれませんね。
発展場とは性を発散するだけでなく、体を使ったコミュニティを深めること新しい自分を発見できるツールとしても利用してみましょう♪
もしコミュニティができなくても「あの人はここに住んでるのかな?」と相手に思わせることができれば大常連という地位を得ることができます!!
閉店をしてしまいましたが、新規店舗の可能性が高いのでたまにチェックしてみましょう!
Calvin Klein ボクサー
品川JUNCTIONの潜入レポートもよければご覧になってみてください!
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