
48手とありますが裏四十八手では20手目が最後になってます。
おそらく他にも描かれたものがあると言われていますが資料が紛失している可能性があり、文化的財産が失われてしまうのは残念で仕方ありません。
最後を飾るにふさわしい変わった前戯を学んでいきましょう♪

ここまで合計68種類を学んできましたが長い道のりでしたw
難易度の高い体位がならんでいた裏ですが、ここにきてまさかの前戯がラストとは驚きです!
最後を飾る激しい前戯とはいったいどんなだろう!
体位について
岩淸水(いわしみず)を解説した画像をご覧ください。
タチとウケのポイントについては詳しく解説をするので画像の<説明>は流し読みで十分です。
正面・右・左・後背面の4方向からの画像で体位を想像しながら読んでみましょう。
画像による解説
体位種別・・基礎となる体位(正常位・後背位・騎乗位・測位・交差位・座位・伸長位・立位)
青色・・体位を行うのにポイントとなるタチの体勢
赤色・・体位を行うのにポイントとなるウケの体勢
難易度・・★:易しい ★★:体力を要する ★★★:双方に筋力や柔軟性が必要
画像は体位を固定して4方向から撮影したもの
淸水と清水は同じです。
由来・豆知識
由来について、女性の愛液が出てくる部位を岩の間から流れる流水になぞらえ、下になった男がその愛液をすする様子から名付けられたと考えられます。
「岩淸水(いわしみず)」という言葉は、単語としての「岩淸水(いわしみず)」がありますから「岩(いわ)」と「淸水(しみず)」に分解する必要はないでしょう。
「岩淸水(いわしみず)」とは、岩の間からわき出るきれいな水のことです。

きれいな水という意味も込めたこの名称をつけるのは流石といったところですね!
下着選びも重要で、じっくりと舌技を味合わせたあとに、メッシュパンツから愛液がにじみ出てくる!なんてエロティックではありませんか!?
ウケを感じさせたご褒美として垂れてくる汁を味わってみるのはいかがでしょう。
ジョックストラップ ケツ割れ
別名としてフェラ・顔面騎乗などの呼び名があります。
難易度はタチ・ウケともに負荷がないため初級の★1です。
それでは体位の組み方であるタチとウケの各ポイントを確認していきましょう。
体位の組み方
上記では体位を簡単に把握してもらうために1枚の紙にまとめた画像を紹介しました。
より詳しくタチ・ウケのおさえるポイントと流れを記述していきます。
タチのポイント
タチは仰向けに寝て、ウケと対面となり顔を挟むように座ってもらいます。
顔にウケの竿が乗るため、舐めたり吸ったりしてフェラを一方的に行いましょう。
空いている両手でウケの太ももや尻を揉んだり、乳首をいじるとより興奮度が高まります。
ウケに奉仕する気持ちで前戯を楽しみましょう。

竿だけでなく裏筋や玉なども舐めて舌技のレベルの高さを魅せつけるチャンスです!
ウケの尻辺りを鷲掴みにするように軽く上に持ち上げて浮いたところを蟻の門渡りから穴にめがけて舌を動かしましょう。
そうすることで一方的な征服感に浸っているウケの心にスキを作るのです!
ウケの体重が負荷になるときは両手で尻を揉むように持ち上げるなどのテクニックを使えば、負荷に苦しんでいる様を見せないようにすることができます。
喉奥で亀頭を刺激するなどが得意でなくフェラ苦手意識がある場合は、ウケに技量を測られてしまうので前戯の工夫を頑張りましょう!
ウケのポイント
仰向けに寝たタチの顔の横に股を開いて座りましょう。
タチの胸元など体に軽く座るようにして顔に自身の竿や玉を押し付けるようにします。
空いている両手でタチの竿を握るなどして遊ぶのもよいでしょう。
タチの頭が上がっていた方がフェラをされやすいので低めの枕を当ててあげるとよいです。

ウケにとってはタチを眺めることができるため征服感のある前戯になります!
ただ動かずに座っていると同じところしか攻めてもらえませんから腰を軽く持ち上げたりして舐めてほしい場所を口元に誘導してみるのも手ですよ!
姿勢を伸ばした状態であれば竿の裏筋や玉が舐めやすく、前に少し屈めば竿を奥まで入れることができます。
逆にうしろに体を反らせば玉の裏から穴が見えて舌が届きやすくなるなど、ウケも工夫次第で気持ちよくなれる前戯です。
戯術展開
いきなり流れを無視して戯術を仕掛けすぎるのは、ムードが大事なSEXにおいて無粋ですよね。
やはり自然な流れのなかで抱きあい、包みあいたいところ・・
どちらかが初心者であれば体位の名称と簡単な説明をしてカタチになりましょう。
互いに上級者であれば基本体位から自然な流れを作るように察しながら戯れましょう。
体位を展開するための一例を下に載せていますので参考にしてみてください!
前に流れをつくる体位
後に変化させる体位
撮影アングルの解説
AV制作や個人撮影している方も増えてきたので動画による撮影ポイントを解説しています。
写真であれば全体による雰囲気が必要ですが、動画ではアングルにより重視すべきポイントが変化します。(よも個人の視点なので参考までにどうぞ!)
ウケが体でタチを押し付けるような征服感ある姿と、タチが否応なく舐めるしか選択肢がないような姿をハッキリと映しだします。
もしタチがフェラでウケを骨抜きにしてしまうことがあれば、主導権が逆転してみっともないウケの姿や表情を映し出すことができることでしょう!
左右の状態もやはり全体を捉える点でも必須といえます。
ウケの立ち膝が腰を落としていればタチの顔面に竿を押し付けると同時に、首元あたりに体重をのせて押しつぶそうとしているように見せることができます。
タチがウケのSっぷりに体をジタバタさせればタチとしての面目がなくなってしまったり、逆にウケの尻を鷲掴みにして奥深くフェラしてウケに立場(優位性)を魅せつける!なんて演出も左右ならではの映像でしょう。
メインであるフェラは隠れてしまうものの、タチの体の様子や、ウケの筋肉質な背中や尻などを映したいときはつなぎとしても撮影してよいでしょう。
また、ウケに征服されたままタチがオナニー、または手コキをされて射精してしまうような演出なら必須といえます。
外出しであればそのままタチに顔射して顔を汚すことでバニラ映像としては最高のエロシーンとなるでしょう。
中出し(口内射精)をすればタチを犯したように捉えられ、タチもそのまま射精してしまえばタチとしての威厳(雄らしさ)がなくなってしまう映像が撮れますね。
まとめ
簡単にいうと、仰向けに寝たタチの顔の前にウケが股を開いて座りフェラをさせる体位!
体位について実践・経験・ゲイビデオなどについてのコメント、リンク集(18禁含む)を用意してます!
コメント

まさか最後が前戯とは思いませんでしたけど、逆に初心に帰るという意味でも大事というわけですね!
以前に習った花菖蒲のウケの位置が屈んでいたのから背筋を伸ばしたように変わっただけのようですが・・
四十八手を最後まで頑張ったけど習いましたが実践できるか不安です。

初心に帰るという意味では前戯も重要な体位の一つですね。
じつはこの体勢も両者ともに体の動かした方などの相性がよければ、快楽より倍増するといえます。
手をつないで機織茶臼のようにタチ側がウケの体を操ってしまえば、立場も変えることができるでしょう。
いや・・「堰崩し(せきくずし)」という新たな戯術として昇華させるか
(゜-゜)
ちなみに3Pなんかすると中間にいる人はこの体位になりやすいです。
1種でもいいので技のレパートリーが増えてくれたなら講師としても幸いです!
国内・海外ともによく見かける一般的な体位!
モデルの所作で本性やポテンシャルが垣間見られるかも!
ULBO(アルボ)PLATINUM(よもも数年間愛用中)
リンク
⇐ 前回の体位は 戯道ノ六十七 裏四十八手19 絞り芙蓉 しぼりふよう
次回の体位は 戯道ノ六十九 秘四十八手1 撞木反り しゅもくぞり ⇒

戯道を楽しみに読んでくださった皆様のおかげで約1年半という長い期間となりましたが記事を書くことができました。
私が参考にした「夢枕艶房秘考(ゆめまくらえんぼうひこう)」に載っている男女の四十八手を男同士にした戯道は一旦は書き終えたというところです。
じつは「裏」ですが、20種ではなく48種あった資料が落丁(抜け落ち)しているのではないかなんて話もあったりするのですが真実はいかほどに・・
このあとは裏四十八手をまとめたものとランキングなんてものを作ってみても面白そうですよね!
それでは「秘」四十八手としてまたの授業でお会いしましょう♪
平成6年1月1日に発行された夢枕艶房秘考(ゆめまくらえんぼうひこう)の発行者である橘秀行様と発行所である東京美術教育出版社様に感謝の意を申し上げます。
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