戯道ノ三十五 表四十八手35 志がらみ しがらみ

伸長位
性徒8
しがらみと聞くと絡み合ってまぐわう様なイメージですね。
絡みつくような体位って響きだけでもいいですがどんなカラミ方になるのか気になります。
互いに絡み合うことで興奮度を高めましょう!

体位について

志がらみ(しがらみ)を解説した画像をご覧ください。

タチとウケのポイントについては詳しく解説をするので画像の<説明>は流し読みで十分です。

正面・右・左・後背面の4方向からの画像で体位を想像しながら読んでみましょう。

 

画像による解説

別名・・解説する体位の別の名称
体位種別・・基礎となる体位(正常位・後背位・騎乗位・測位・交差位・座位・伸長位・立位)
青色・・体位を行うのにポイントとなるタチの体勢
赤色・・体位を行うのにポイントとなるウケの体勢
難易度・・★:易しい ★★:体力を要する ★★★:双方に筋力や柔軟性が必要
画像は体位を固定して4方向から撮影したもの

 

由来・豆知識

由来について、他の研究家が互いの四肢が絡むことの当て字の可能性があるという考察がありました。

志がらみ(しがらみ)」という言葉は単語の「柵・笧(しがらみ」)に当て字をした用語と考えられるため分解する必要はなさそうです。

柵(しがらみ)」とは、水流をせき止めるために川の中にくいを打ち並べ、それに木の枝や竹などを横に結びつけたもの。または、引き留めまとわりつくものや、邪魔をするものという意味があります。

おもに人間関係などの厄介な絡みつきに使われる用語ですね※フリー画像を利用

人間関係のしがらみは大変ですよね。

かくいう自分も仕事の人間関係では特殊な方との巡り合わせが多く、疲労困憊でした。(現在進行形)

少し考え方を変えるだけで受け取り方や人生の転機が訪れますので、ぜひ読みやすい哲学系の本はいかがでしょうか。(参考になる大変素晴らしい良本です!)

 

別名としては男同士のために挿入できないことを踏まえ、素股(すまた)・兜合わせ(かぶとあわせ)・鶯の谷渡り(うぐいすのたにわたり)・締め小股(しめこまた)などの前戯としての名称があげられる。

四十八手の用語で「単語」としての名称はあまり見かけませんが、覚えやすい用語の一つではありますね。

それではタチとウケのポイントを確認していきましょう。

 

体位のポイント

上記では体位を簡単に把握してもらうために1枚の紙にまとめた画像を紹介しました。

より詳しくタチ・ウケのおさえるポイントと流れを記述していきます。

 

タチのポイント

ウケを仰向けに寝かせたらキスをするようにうつ伏せに重なります

押しつぶさないよう両ヒジを床につけるようにしながらウケの首に回して抱き付きます

ウケにヒザを軽く上げて八の字になってもらい、ふくらはぎの空間にタチの足を逆八の字になるように入れます。

ウケが閉じている股の付け根に竿を当て、こするように上下に動きます。

前戯の一つであり、ウケが穴を得意としない場合や、挿入前の盛り上がりとして利用できます。

顔を合わせることからキスと素股の両方でウケを攻めることができます

タチ側としては早く穴による体位を披露したいものですがそこはグッと我慢しましょう。

いきなり挿入するよりはウケを焦らすようにキス+股を竿で擦り合わせれば、興奮して我慢できなくなり股を開きたくてウズウズするかもしれません。

また足が絡むことでより密着して興奮度が増します。

前戯の基本として取り入れてみましょう。

 

ウケのポイント

仰向けに寝たら足を伸ばして閉じましょう

タチが重なってきたら両ヒザを軽く持ちあげて逆八の字になるように両足を外に向けます。

タチが挿入してくる際に、なるべく竿や玉を巻き込まないよう持ち上げます。

股を締めるように太ももをしっかりと寄せて閉じましょう。

ウケの太ももが大きかったり、筋肉質だと太ももに力を入れるだけで閉まりと硬さが上がります。

タチが足を伸ばしているのであればヒザを曲げて絡みつくように外に広げましょう。

タチが足を閉じるように力を入れてきたら密着感が増してより興奮します。

蟻の門渡りをタチにしっかりと攻めてもらいましょうw

 

戯術展開

いきなり経験の少ない戯術を仕掛けるのは、ムードが大事なSEXにおいて無粋(ぶすい)ですよね。

やはり自然な流れのなかで抱きあい、包みあいたいところ・・

どちらかが初心者であれば体位の名称と簡単な説明をしてカタチになりましょう。

互いに上級者であれば基本体位から自然な流れを作るように察しながら戯(たわむ)れましょう。

体位種別は【伸長位】であり、前戯なのでこの後の展開は無数

志がらみ の前に流れをつくる体位

空竹割(からたけわり)

志がらみ の後に変化させる体位

筏崩し(いかだくずし)

 

動画の撮影について

AV制作や個人撮影している方も増えてきたので動画による撮影ポイントを解説しています。

写真であれば雰囲気も必要なので全体もありですが、動画で全体はさほど必要ありません。

 

頭側・前側

オススメしません

画像のように特にエロさが出るようなシーンはありません。

 

上側・背中側

撮っておきましょう

画像では後側になっていますが、この状態でアングルを上側に持ってくるとタチの背中がしっかりと映ります。

上のアングルから玉に向かって少しずつカメラワークを移動させるとリアルな感じを演出できます。

空竹割のときよりも絡みが増えることでエロさが増すでしょう。

 

横側

撮っておきましょう

横側からの撮影だと結合部は映りにくいですが、腰振りやキスの様子など全体が分かるので撮っておきましょう。

シーンとしては短めで十分です。

 

尻側・後側

必須シーンです

後ろから撮影することでしっかりと股の様子が分かります。

ウケの足が少し浮くカタチになって股をしぼめることで、タチの竿が長い場合は股下から顔を出します。

両者の足の力の入れ具合やタチの腰振りなどが把握できますが、挿入部のドアップも忘れないようにしましょう。

 

射精シーン

撮っておきましょう

外出し(腹・顔)

この体位での射精ということはAVではおそらく前戯のみの作品が多いと思います。

タチの竿が長くてウケの股下から顔を出す場合は外出しのように見えるため、中出しのように射精しても構いません。

竿の長さに自信が無い場合は前側から撮影してウケの腹に射精してもよいでしょう。

 

中出し・再挿入

中出しというよりは付け根に精液を掛ける行為といえます。

タチが竿を深く挿して射精するとウケの太もも裏に精液が広がってしまうため、ギリギリ付け根の上部で射精しましょう。

そうすることでタチの射精している竿や玉の躍動感が映り、上部に精液があふれ出してくるというエロいシーンを撮影することができるでしょう。

また、竿が長い場合はウケの股下から突き出た状態で射精することで、床は汚れてしまいますが背徳感のあるような雰囲気もありつつエロさのあるシーンが撮れるでしょう。

 

まとめ

性徒 と よも から体位についてのヒトコト、関連リンク集に厳選ゲイ動画、解説した体位が行われているオススメ動画を紹介します!

 

体位についてヒトコト

性徒8

前回習った前戯の足のカタチを変えたバージョンみたい。

前戯でこの体位になったことは・・たぶんないかもしれないです。

こっちのほうが密着感もあるし、見てもエロくなりますから空竹割から展開させたい体位ですね!

この体位はキス+素股に足のカラミを混ぜたような体位です。

じつはよく見ると力比べにもなりそうな体位ではありませんか?

タチはウケが外側に足を広げようとするのを阻止するように足を閉じさせることで密着しながらも勝負事となります。

相撲でもしているような体位にも見えますね。

トレーニーなら内転筋と中臀筋の勝負といえば分かるでしょうか。

もし力比べをするならタチは素股を維持させられるよう内転筋を鍛えてウケを組み伏しましょう!

日本と海外どちらも志がらみ(しがらみ)のシーンは前戯でも意外と見かけることは少ないです。

 

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