
茶臼といえば「騎乗位」のことでしたね。
そこに帆をかけるということですから引っ掛けるイメージですが帆が何を示しているか分かりますか?

帆をかけるだから手か足をどこかにひっかけるような感じですか…
ウケにとってひっかけたあとは風に身を任せてただような体位なのかな!
体位について
帆掛け茶臼(ほかけちゃうす)について解説したページです!
画像による解説
体位種別・・基礎となる体位(正常位・後背位・騎乗位・測位・交差位・座位・伸長位・立位)
青色・・体位を行うのにポイントとなるタチの体勢
赤色・・体位を行うのにポイントとなるウケの体勢
難易度・・★:易しい ★★:体力を要する ★★★:双方に筋力や柔軟性が必要
画像は体位を固定して4方向から撮影したもの
由来・豆知識
由来について、茶臼という名称を使用しているが比較的新しく考案された体位であり、女性を帆掛け船の「帆」にみたてたことから名付けられた可能性が高いでしょう。
「帆掛け茶臼(ほかけちゃうす)」という言葉は、船で使われる「帆掛け(ほかけ)」という単語と、「茶臼(ちゃうす)」という単語に分けることができますので説明します。
「帆掛け(ほかけ)」は船に帆を掛けることで、帆は布製であり風を受けることで気流に乗って進むことができます。
四十八手には船に関する用語が多くあり、この体位は近年に考案されたものと推測できますが江戸時代の用語に倣って「帆」というネーミングをつけたのはセンスがあると思いますね。
そして、「茶臼(ちゃうす)」とは葉茶をひいて抹茶にするための石臼のことです。
じつは、性交体位としての用語でもあり上下逆になることでもあります。特に、男女交合で女性が上になる体位のことと記述されています。
このことから茶葉をひく意味の茶臼ではなく騎乗位としての専門用語として使われるのが分かりますね。

船に関する用語はいくつかありますが、本来女性との交わりにおいて穴の位置が違うため激しい動作ではなくゆっくりと波に揺蕩うイメージです。
体位の詳細は下に記述していますのでタチはよく読んでくださいね!

オブジェ 木製帆船模型
別名はとくにありません。
それでは体位の組み方であるタチとウケの各ポイントを確認していきましょう。
体位の組み方
上記では体位を簡単に把握してもらうために1枚の紙にまとめた画像を紹介しました。
より詳しくタチ・ウケのおさえるポイントと流れを記述していきます。
タチのポイント
仰向けになって足を伸ばし、ウケには対面で竿に跨いでもらいます。
ウケの後ろ手が床について軽くうしろに腰を反らせたら片足を横に開かせ、もう片足を自分の肩に掛けるようにのせます。
ウケの上げた片足が滑り落ちないよう、腿の外横に腕を当てて手をウケの腰へ伸ばします。
タチも足を軽く開いたらゆっくりと体を起こし、ウケの足に負荷がないよう程度に起き上がります。
ウケはうしろに手を伸ばしすことで位置を調整できますが、このときタチが勢いをつけて起き上がるとウケの手と肩にかけた足の付け根に衝撃が伝わってしまいます。

タチは梃の原理でウケの腰に添えた手を引き寄せるように動くことでゆっくりと腰を浮かせるような動作になるでしょう!
腹筋のように起き上がるようではタチとしてレベルアップの余地がまだまだありますなw
女性の穴の位置と違い、男相手だと腰が振りやすいですからウケの調子をみながらスピードを調整してみましょう。
ウケのポイント
仰向けになったタチの竿の上に対面になって膝を立てたまま腰を落とします。
竿を受け入れたらうしろに手をついて腰を少し反らせ、片足を横に開いてもう片足をタチの肩にかけるように伸ばしましょう。
このときタチの体とウケの上げた足が直線にならないよう、少し横にして「く」の字になるよう足を軽く曲げます。
タチが上体を起こし始めたら足の付け根に負担がこないよう後ろ手で位置を調整します。
手は自重を支え、下半身には力をいれず浮くようにタチに体重をあずけてしまいましょう。

ヒザは伸ばさずにくの字に曲げておかないとストレッチになってしまうので注意しましょう。
横に少し広げるのであり、タチの体と直線状にならないよう気をつけましょう。
片足を上げていることで動きにくいため主導権はタチにあり、手の反動で揺れたりするのは厳しいでしょうからタチの技術に身をゆだねてしまうのも大事です!
戯術展開
いきなり流れを無視して戯術を仕掛けすぎるのは、ムードが大事なSEXにおいて無粋ですよね。
やはり自然な流れのなかで抱きあい、包みあいたいところ・・
どちらかが初心者であれば体位の名称と簡単な説明をしてカタチになりましょう。
互いに上級者であれば基本体位から自然な流れを作るように察しながら戯れましょう。
体位を展開するための一例を下に載せていますので参考にしてみてください!
後に変化させる体位
撮影アングルの解説
AV制作や個人撮影している方も増えてきたので動画による撮影ポイントを解説しています。
写真であれば全体による雰囲気が必要ですが、動画ではアングルにより重視すべきポイントが変化します。(よも個人の視点なので参考までにどうぞ!)
タチは背中を丸め、ウケの表情は遠くなるためあまりオススメできるアングルではありません。
肩にかかったウケの足の裏ははっきり映りますが足裏フェチでないと受けはよくないかもしれません。
左右でウケの足の位置が変わり、横に開いていた側であれば結合部が見えやすくなります。
足を肩にかけた側は結合部がはっきりと見えにくいものの体位の珍しさやウケの下半身の美しさ、普段味わうことのない体位の表情などを覗くことができるでしょう。
前側ではタチが前面にきていましたが、今回は逆向きになるのでウケと位置が変わっただけとなります。
ウケが後ろに体を反らせているため結合部へのアプローチがしにくく、あまりドアップにするとこの体位の意味合いが薄くなってしまいます。
足を開いた横側からであれば腹にぶっかける外出しの様子を捉えることができます。
中出しにおいては結合部が映りにくさや体位の激しさがないことで迫力は伝わりにくいでしょう。上側から遠目に撮影すると雰囲気を醸しだせはしそうです。
まとめ
体位について実践・経験・ゲイビデオなどについてのコメント、リンク集(18禁含む)を用意してます!
コメント

片足をあげるような体位がそもそもなかったような気がしますね。
形としては両足を上げると座位の「達磨返し」ですが、今回は騎乗位の分類にしているのはなぜですか?

とくに座位との区別があるわけではありませんが「茶臼」であることや、始めに騎乗位の体勢から徐々に座位のようになる点でしょう。
達磨返しの場合は一度に両足を抱えた方が体勢も安定させやすいでしょうし。
再度いいますがタチは足を持ち上げるようにするのではなく、ウケの腰に手を添えてゆっくりと動くことが大切です。
この体位の負荷は基本的にウケといえますから、柔軟性に自信がない人はあえてレパートリーに組み込まなくていいでしょう。
国内・海外ともに見かけない体位!
片足を上げるような体位は少ないのも特徴です!
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リンク
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