戯道ノ二十七 表四十八手27 本茶臼 ほんちゃうす

騎乗位

茶臼といえば茶葉をひくための石臼(いしうす)だというのは分かります。

ということはグリグリと回して潰すような体位なんですか?

本(当)の茶臼はどんな体位なのか気になりますね・・

正常位が逆転したカタチの基本体位

体位について

本茶臼(ほんちゃうす)を解説した画像をご覧ください。

タチとウケのポイントについては詳しく解説をするので画像の<説明>は流し読みで十分です。

正面・右・左・後背面の4方向からの画像で体位を想像しながら読んでみましょう。

 

画像による解説

別名・・解説する体位の別の名称
体位種別・・基礎となる体位(正常位・後背位・騎乗位・測位・交差位・座位・伸長位・立位)
青色・・体位を行うのにポイントとなるタチの体勢
赤色・・体位を行うのにポイントとなるウケの体勢
難易度・・★:易しい ★★:体力を要する ★★★:双方に筋力や柔軟性が必要
画像は体位を固定して4方向から撮影したもの

※画像では起き上がった騎乗位を使用しています。

由来・豆知識

由来は、正常位では男性が上になり女性が下になって抱き合うカタチですが、茶臼とは性交において女性が上、男性が下になって逆転するという意味があり、本手(正常位)の逆という意味になります。

本茶臼(ほんちゃうす)」という言葉は、「」という単語と「茶臼(ちゃうす)」に分けることができます。

」の意味は、本手のことであり「本手」とは囲碁用語の一つであり、急所を突いた本筋の手で、一手の価値を失わない働きのある手のことです。

急所を突くという意味や、価値を失わないという変化に利用できる点からも囲碁の用語からきていると思われます。(相撲の用語に本手はありませんでした)

目次で紹介している戯術展開の多さからも本手(正常位)の使用は納得できますね。

 

茶臼(ちゃうす)」ときいてイメージするのは葉茶をひいて抹茶にするための石臼のことでしょう。

じつは、上下逆になること。特に、男女交合で女性が上になる体位のことと記述されています。

このことから茶葉をひく意味の茶臼ではなく騎乗位としての専門用語としてつかわれるのが分かりますね。

茶臼は石臼が本来の意味であとから性交体位のひとつとして遣われたと思われます。

おそらくタチが下から突くというよりもウケが乗った状態でグリグリとゆっくり回すように動くこともできるため茶臼に見立てられたのでしょう。

 

別名に対面騎乗位・百閉(ひゃくへい)といった名称でも呼ばれています。

四十八手の用語として基本の体位である「茶臼」という名称がたくさん出てきますので用語の一つとして覚えておくと、騎乗位のカタチというのが分かりますね!

それではタチとウケのポイントを確認していきましょう。

 

体位のポイント

上記では体位を簡単に把握してもらうために1枚の紙にまとめた画像を紹介しました。

より詳しくタチ・ウケのおさえるポイントと流れを記述していきます。

 

タチのポイント

タチは仰向けになります。

ウケが対面になるようにタチにまたがり座ったらタチの竿をウケに挿入します。

ヒザを立て、ピストンしても抜けないようにウケの穴の位置を確認しましょう。

ウケの上体を前に倒して体を密着させ、タチもウケの背中に手を回して抱き付きましょう。

※画像では起き上がった騎乗位を使用しています。

タチは抜けにくいようにヒザの立てる角度を調整しましょう。

柔軟性がウケになかったりキツそうにしているときは上記の画像のようにウケの体を起こした状態で騎乗位をするとラクです。

抱き付いて激しくすると喜ぶウケも多いです。

これもまた竿と穴の位置の関係もありますから試しにやってみるとよいですね。

ヒザを立てるとウケをホールドしやすく、ヒザを落とすとウケが動きやすいので、ウケに動いてもらいたいときは足は伸ばしたままにしておくとよいでしょう。

 

ウケのポイント

タチが仰向けになったら対面になるようにしてタチにまたがります。

そのまま腰を落としてタチの竿を穴に受け入れましょう。

ヒザを床につけて穴が抜けないように位置を調整します。

タチがヒザを立てると動きづらくなるのでそのタイミングで前に屈みこんでタチに抱き付きます。

※画像では起き上がった騎乗位を使用しています。


正常位ではタチが主導で穴にいれるため痛くても柔らかくなるタイミングが分かりにくいです。
ウケがまたがるカタチであればウケ主導となるので奥まで入れるタイミングを無理せずに調整することができます。

ピストンもいいですがゆっくりじっくりと攻められるとウケとしてはキスもしやすくなるし、タチの包容力を感じてしまうものですよね。

抜けやすい場合の理由は単純で竿が短いのが理由ではなくウケの穴の位置とうまく合致していないのが原因です。
穴が後ろよりであれば竿の少し前に座り、前側(竿寄り)であれば竿にたいして直角に穴を落とせば前に屈んでも抜けにくくなります。

 

戯術展開

いきなり経験の少ない戯術を仕掛けるのは、ムードが大事なSEXにおいて無粋(ぶすい)ですよね。

やはり自然な流れのなかで抱きあい、包みあいたいところ・・

どちらかが初心者であれば体位の名称と簡単な説明をしてカタチになりましょう。

互いに上級者であれば基本体位から自然な流れを作るように察しながら戯(たわむ)れましょう。

体位種別は【騎乗位】であり、基本体位であることから騎乗位系統の派生が豊富にある

本茶臼 の前に流れをつくる体位

唐草居茶臼(からくさいちゃうす)忍び居茶臼(しのびいちゃうす)

本茶臼 の後に変化させる体位

筏茶臼(いかだちゃうす)時雨茶臼(しぐれちゃうす)機織茶臼(はたおりちゃうす)など

 

動画の撮影について

AV制作や個人撮影している方も増えてきたので動画による撮影ポイントを解説しています。

写真であれば雰囲気も必要なので全体もありですが、動画で全体はさほど必要ありません。

 

頭側・前側

オススメしません

頭側から撮影しても抱き合っているのが分かりますが結合については把握できません。

唐竹割などの素股にも見えますから体位として撮影するには必要ないでしょう。

 

上側・背中側

撮っておきましょう

画像では後側になっていますが、この状態でアングルを上側にもってくると強く抱き合っているようなカタチが分かります。

背中マニアや背中に汗をかいているシーンが好みであればウケの背中の様子が映るので、一部のシーンとしてアリでしょう。

 

横側

撮っておきましょう

横からの撮影で十分に騎乗位と把握することができます。

結合部がはっきり映るわけではありませんからキスシーンのドアップにアングルを調整すると抱き合っている迫力が伝わるでしょう。

 

尻側・後側

必須シーンです

後ろから撮影しても騎乗位のカタチが分かり、結合部がハッキリと映ります。

ピストンの様子やドアップにしたときのエロさが伝わりやすいので絶対に撮影しなくてはならないシーンです。

意外とゲイビデオでは横やオススメしない前側を撮っていたりするので、騎乗位しているときの竿とタマの揺れをバックから撮れていれば駄作にはなりにくいでしょう。

勃起状態で抜けたときに「ポンッ」と音を鳴らすことがあり、音を鳴らせたらよりエロさが増すことは間違いないでしょう!

 

射精シーン

必須シーンです

外出し(腹・顔)

カメラアングルは後側からの撮影でしかエロさを醸しだせません。

遠目に映した後に再度結合部をアップさせて引き抜く瞬間などが映せるとGOODです。

この体位の状態で外出しは厳しいですがタチが自分で引き抜いて射精するとウケの尻や背中側に飛ぶので、抱き付いたまま外に出すならこのカタチが一番エロいです。

ゴムをしていると外すのに時間がかかる可能性がありますから、このカタチでフィニッシュするならナマ掘りがオススメです。

 

中出し・再挿入

外出しと同様に中出しもカメラアングルは後ろからのみの撮影でよいでしょう。

竿と玉の躍動感も伝わるように体位全体とドアップの2種類が見れるとよいです。

外に出すよりも中出しの方が、ウケを持ち上げて竿を抜かなくてよいのでではないでしょうか。

タチが竿を抜いて外出ししようとしたときにウケが起き上がって竿が抜けにくいようにして強制的に中出しさせたり、タチの両手を掴んだり足でホールドして強制的に種をもらうシチュエーションもいいですよね。

そんなシーンはほとんど見かけたことないので体位一つとっても撮影にはバリエーションがあるのが想像できます!

また、このあとに竿を抜かずにキスシーンへ移行してそのあと結合部ドアップで抜くとよいでしょう。

 

まとめ

性徒 と よも から体位についてのヒトコト、関連リンク集に厳選ゲイ動画、解説した体位が行われているオススメ動画を紹介します!

 

体位についてヒトコト

この体位なら基本ヤッているよ。

相手によって動きにくいとかあったけど、調整するくらいなら次の体位をやることが多かったな~

ピストンだけじゃなくて茶臼のようにグリグリとじっくり体位をあじわってみるのも面白そうだ!

この騎乗位の体位はほとんどの人がセックスのときに実践していると思います。

タチはピストンして落ち着きはじめたら、ヒザをさらに立ててウケを持ち上げるように腰を上げて掘り込むとより奥に挿入することができ、ウケは喜んでくれます。

このまま横になって横笛などの測位にも展開できますから、さらに体位を派生させて楽しみましょう!

日本・海外ともに本茶臼(ほんちゃうす)は必ずといっていいほど見かけるシーンですね。

 

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