意味としては「牡丹(ぼたん)の花が乱れるさま」っていう体位だとは思うんだけど、牡丹の花が乱れるくらいのセックスってどんな激しいのかな。
ちなみに牡丹があるなら薔薇(バラ)の名前が付く体位があったりしてw
体位について
亂れ牡丹(みだれぼたん)を解説した画像をご覧ください。
タチとウケのポイントについては詳しく解説をするので画像の<説明>は流し読みで十分です。
正面・右・左・後背面の4方向からの画像で体位を想像しながら読んでみましょう。
画像による解説
体位種別・・基礎となる体位(正常位・後背位・騎乗位・測位・交差位・座位・伸長位・立位)
青色・・体位を行うのにポイントとなるタチの体勢
赤色・・体位を行うのにポイントとなるウケの体勢
難易度・・★:易しい ★★:体力を要する ★★★:双方に筋力や柔軟性が必要
画像は体位を固定して4方向から撮影したもの
由来・豆知識
由来は、女性器をさまざまな花弁の形や色がある牡丹に見立て、咲き乱れたように見えることから名付けられました。
男性のアナルを花に表現するなら菊、薔薇(バラ)でしょうからゲイ版なら「乱れ菊」「乱れ薔薇」とでもいうのかもしれませんが「乱れ牡丹」の方が韻(いん)もよいですね。(別名に乱れたんぽぽがあります)
「亂れ牡丹(みだれぼたん)」という言葉は、「亂れ(乱れ)」という単語と「牡丹(ぼたん)」に分けることができます。
「亂れ」の意味は、「まとまっていない」「整っていない」「秩序などが崩れる」「心の平静さを失って混乱すること」とありますから、この乱れは「気持ちが落ち着かない」ということでしょう。
「牡丹(ぼたん)」とは、ボタン科ボタン属の落葉小低木で、原産は中国であり中国名も牡丹といいます。
花の牡丹には別名が多数あり「富貴花」「花王」「忘れ草」などが耳にしたことがあるのではないでしょうか。
花を観賞するために栽培された植物であり、婦人の薬として漢方などに利用されています。(フリー画像を利用)
かなり前に「牡丹と薔薇」というドラマが話題になったことがありましたね。
ことわざで「立てば芍薬(しゃくやく)座れば牡丹(ぼたん)歩く姿は百合(ゆり)の花」も有名ですが、立っても座っても、歩いても姿が艶やかで魅力的な美人の形容で遣われます。
牡丹という単語は基本的に誉め言葉なんですね。
原書でも「牡丹の花がパッと咲き乱れた様子」と書かれるほどの体位です!!
別名には乱れたんぽぽ・ベントスプーンという呼び名があります。
四十八手の名称には「牡丹」の他に「椿」や「松葉」などの花・草木に関する名称が使われることが多く、この牡丹も花・草木に関する用語です。
それではタチとウケのポイントを確認していきましょう。
体位のポイント
上記では体位を簡単に把握してもらうために1枚の紙にまとめた画像を紹介しました。
より詳しくタチ・ウケのおさえるポイントと流れを記述していきます。
タチのポイント
タチは両足を伸ばすまたは、あぐらになって座ります。
ウケが背面になってタチに座るとき、タチは穴に入るようしっかりと竿を立てます。
ウケが座るときにタチの竿をゆっくりと挿入しましょう。
一度体勢に崩れないかバランスの確認をしてからウケの両足を両手で持ち上げます。
タチは腰が振りにくいため、腕の力で上下にウケの体を揺らします。
タチはあぐらのカタチが難しければ足を横に広げてもよいでしょう。
また、壁を背にすることで体幹が安定するため腕に力が入れやすくなります。
ウケはタチの腕力に男らしさを感じることでしょう。
注意点として図ではウケがタチの首に手を回しているため、ウケの全体重がタチにかかってしまいますが、無理してケガをしては大変なのでウケの体が軽いときに挑戦してもよいでしょう。
この体位はタチの竿の長さがある程度必要で、揺らし方やウケの穴の位置によっては抜けやすくなります。
もし、筋力に自信があって軽々できるのであれば、周りからからウケはオナホのように見えてしまうかもしれません。
また、体力と竿の持続などを要する点から難易度は★2つとなっています。
ウケのポイント
タチがあぐらのカタチになって座ったら、ウケは背面になって後ろ向きのままウケも座ります。
まずは竿が入ることが重要なので、タチの竿が穴に入るか確認しましょう。
竿が入ったらウケは足を広げてタチの手が足の下にくるよう調整します。
タチが持ち上げることに自信があれば、タチの首に両手絡めて体を安定させましょう。※少し心配があるようであれば片手を床につけたり、足が床についてても構いません。
お互いのバランスが安定したらタチに持ち上げられてオナホのように上下に揺らされましょう。
どうしてもヤりたいときタチの体のバランスが崩れていると感じたら、片手を床につけて補助してもよいでしょう。
できればタチの腕力に魅(み)せられたいところですね!
乱れの名称がついてますからタチに好きなように力で遊ばれたい気持ちはありますw
もし上手くいかなくても、すぐに他の戯術をウケ側から仕掛けられるよう、下にある戯術展開を把握しておきましょう。
そうすることでタチに恥をかかせることもなくなるでしょう。(タチに忘れさせます)
戯術展開
いきなり経験の少ない戯術を仕掛けるのは、ムードが大事なSEXにおいて無粋(ぶすい)ですよね。
やはり自然な流れのなかで抱きあい、包みあいたいところ・・
どちらかが初心者であれば体位の名称と簡単な説明をしてカタチになりましょう。
互いに上級者であれば基本体位から自然な流れを作るように察しながら戯(たわむ)れましょう。
亂れ牡丹 の前に流れをつくる体位
亂れ牡丹 の後に変化させる体位
月見茶臼(つきみちゃうす)/〆込み錦(しめこみにしき)/〆込み千鳥(しめこみちどり)/蜻蛉(かげろう)
動画の撮影について
AV制作や個人撮影している方も増えてきたので動画による撮影ポイントを解説しています。
写真であれば雰囲気も必要なので全体もありですが、動画で全体はさほど必要ありません。
頭側・前側
前面からの撮影が一番この体位のカタチや両者の様子が分かりやすいことから必須シーンとなります。
この体位は前面で全てを表現しきれているといえるでしょう!
上側・背中側
画像では後側になっていますが、この状態でアングルを上側にもってきたときにエロさが薄いのは想像に難(かた)くないでしょう。
背中マニアや背中に汗をかいているシーンが好みであれば二人の背中の様子が映るので、一部のシーンとしてアリでしょう。
横側
横からの撮影ではウケが体を預けている向きで見え方が変わります。
撮影するのであればウケの背中ではなく胸が見える方面で撮影すると全体的な雰囲気が分かります。
尻側・後側
後ろから撮影しても背中のみが映り、タチの尻はつぶれるしウケの足にはタチの腕が映って邪魔になるため、やはり必要なさそうです。
ウケが手を床につけて補助していると、タチの腕力の印象が薄れてしまうため、映し方に注意が必要です。
射精シーン
外出し(腹・顔)
外出しの場合はタチが竿を引き抜いてそのまま射精し、ウケが射精する場合も前に向けて射精でよいでしょう。
ウケの体を持ち上げて竿を引き抜く必要があるので中出しよりも難易度があがります。
竿のドアップよりは少しひいて撮影するとこの体位のエロさが伝わるのではないでしょうか。
ゴムをしていた場合はウケに外してもらい、ウケにシゴかせれば世界で初めてのシーンとなりますね!(そんなエロい光景は見たことがない)
タチが自分でゴムを外すということは体位が完全に崩れるので、この体位になって撮影する意味がありません。
中出し・再挿入
外出しと同様に中出しもカメラアングルは同じような撮影でよいでしょう。
竿と玉の躍動感も伝わるように体位全体とドアップの2種類が見れるとよいです。
外に出すよりも中出しの方が、ウケを持ち上げて竿を抜かなくてよいので楽ではないでしょうか。
この座位になる体位での中出しはビデオでも見かけたことがありません。
中出し後はすぐに抜かずに一度キスシーンのアップを撮り、アップで竿を引き抜くシーンがよいでしょう。
キスシーンを撮る際は、タチの射精しているときにウケがタチの方に頭を後ろに傾け、射精が落ち着いて賢者タイムに入ったら横を向くようにキスをすると最高のキスシーンになりそうですよね!
まとめ
性徒 と よも から体位についてのヒトコト、関連リンク集に厳選ゲイ動画、解説した体位が行われているオススメ動画を紹介します!
体位についてヒトコト
背面座位のカタチになってセックスすることが基本ないよね。
なんとなくゲイビデオでエロい雰囲気を作るためにある体位にみえちゃう。
軽々持ち上げられたら、それはそれでウケとしてどう思うのだろう?
もし軽々と持ち上げられてもセックスにプライドは邪魔になるだけです。
わたしはこの体位をすることがあるのですが、戯術の掛け合いをしているとお互い頭のなかはまっしろですからプライドなんて心地よさのまえには敵(かな)いません!
筋力に自信があるのであればバックのあとに後ろに座り、犯して乱れさせましょう!
日本・海外ともに亂れ牡丹(みだれぼたん)はたまに見かけるシーンですね。
関連リンク
前回の体位は⇒戯道ノ二十五 表四十八手25 後櫓 うしろやぐら
次回の体位は⇒戯道ノ二十七 表四十八手27 本茶臼 ほんちゃうす
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