戯道ノ九 表四十八手9 入船本手 いりふねほんて

正常位

船が入る?船を入れる?船に入る?

船とは何をたとえて言ってるんですかね・・

本手の中では難易度があがるアクロバティックな体位!

体位について

入船本手(いりふねほんて)を解説した画像をご覧ください。

タチとウケのポイントについては詳しく解説をするので画像の<説明>は流し読みで十分です。

正面・右・左・後背面の4方向からの画像で体位を想像しながら読んでみましょう。

 

画像による解説

別名・・解説する体位の別の名称
体位種別・・基礎となる体位(正常位・後背位・騎乗位・測位・交差位・座位・伸長位・立位)
青色・・体位を行うのにポイントとなるタチの体勢
赤色・・体位を行うのにポイントとなるウケの体勢
難易度・・★:易しい ★★:体力を要する ★★★:双方に筋力や柔軟性が必要
画像は体位を固定して4方向から撮影したもの

 

由来・豆知識

由来についての記述はありませんでした。

入船本手(いりふねほんて)」という言葉は、「入船(いりふね)」という単語と「本手(ほんて)」に分けることができます。

入船」は「いりふね」「にゅうせん」とも読み、「船が港に入る」ときなどに遣う言葉ですね。

逆に「出船」とは「でふね」「しゅっせん」とも読み、いわゆる「船が港を出る」というように船が出発するときのことをいいます。

四十八手には出船本手という体位はありませんが、タチが立って行う「押し車」という体位はあります。
戯道の中に出船本手を作るとしたら海外の用語で「レッググライダー」ともいうべきでしょうかね。

ちなみに入船・出船には他でも遣う専門用語なのをご存じですか?

じつは玄関で靴をそろえるときに遣う言葉でもありました!

入船は玄関から入室してそのまま部屋に向かうカタチでの靴のそろえ方で

出船は玄関の外に向かって靴を揃えて並べるカタチのことです。

普段のマナーとして出船は覚えておきたいところですね!(下の画像は香取神社の公式ブログ

おそらく帰ってしまうときに寂しくて後ろから抱いてしまう・・なんてこともあったのでしょうね。

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そして「本手」とは囲碁用語の一つであり、急所を突いた本筋の手で、一手の価値を失わない働きのある手のことです。

急所を突くという意味や、価値を失わないという変化に利用できる点からも囲碁の用語からきていると思われます。(相撲の用語に本手はありませんでした)

目次で紹介している戯術展開の多さからも本手(正常位)の使用は納得できますね。

わたしは囲碁よりも将棋派ですがそもそも囲碁(いご)や将棋(しょうぎ)ができるゲイはどのくらいいるのでしょうね?

四十八手の1番として基本の体位である「本手」という名称がたくさん出てきますので用語の一つとして覚えておくと、正常位のカタチというのが分かりますね!

また、本手(ほんて)の他に本間(ほんま)真面(まとも)などじつは呼称がたくさんあります。

それではタチとウケのポイントを確認していきましょう。

 

タチのポイント

まずはウケを仰向けに寝かせて正常位の体勢になってもらい、正常位のまま竿を挿入します。

竿を挿入したらウケの腰を浮かせますが2通りあります。

1つ目がウケの足(膝うら)に手を添えて足を持ち上げるカタチです。

体力があるタチならこの方法で入船本手をすることができますが、ウケが手だけで体を支えることになるのでタチの体幹がしっかりしていないとバランスを崩します。

また、激しく突くとウケに衝撃がいくのでウケの負担が大きくなります。

2つ目がウケに足を腰辺りに絡ませ、ウケの腰に手を添える方法です。

体力に自信がなかったり、ゆっくりと体位を楽しむのであれば、こちらの方法がオススメです。(上記の画像は2つ目を参考にしています)

激しいピストンはやりにくいですがお互い安定感があるので長く楽しむことができます。

この体位は珍しさとウケの前立腺に当たりやすいので喜ぶウケもいます。

 

ウケのポイント

ウケは仰向けになって正常位の状態になります。

タチに竿をそのまま入れてもらいましょう。

両手をしっかりと床につけて、上体を浮かせましょう。

タチに腰を上げてもらう際は2通りあるのでどちらかの体位で行います。

1つ目がタチに膝うら辺りを持ってもらい揺れるように掘られるカタチです。

タチは突きやすいので激しく掘ることができますがウケは両手のみで自身を安定させなければならず、お互いの体幹がしっかりしていないと体勢が崩れやすいです。

また、衝撃がもろに自身にきて揺れるため崩れそうなときは、腕を床につけて腰を上に反らすと安定して負荷をおさえることができ、腰を上に反らすため前立腺にも当たりやすくなります。

2つ目がタチの腰に両足を絡ませる方法で、上記の画像は2つ目の方法になります。

足にも力を入れることで四肢で体を安定することと、タチに腰を手で支えてもらうことで負荷が減ります。

激しいピストンは難しくなりますが前立腺に当たりやすい体位なので2つ目をオススメしてます。

普段はこの体位で掘ってもらうことは少ないと思いますのでタチに提案してみるのもよいでしょう。

 

戯術展開

いきなり経験の少ない戯術を仕掛けるのは、ムードが大事なSEXにおいて無粋(ぶすい)ですよね。

やはり自然な流れのなかで抱きあい、包みあいたいところ・・

どちらかが初心者であれば体位の名称と簡単な説明をしてカタチになりましょう。

互いに上級者であれば基本体位から自然な流れを作るように察しながら戯(たわむ)れましょう。

体位種別は【正常位】だが特殊な体位のため、後に展開をさせるのが厳しい体位

入船本手 の前に流れをつくる体位

網代本手(あじろほんて)

入船本手 の後に変化させる体位

忍び居茶臼(しのびいちゃうす)/引き車(ひきぐるま)

 

動画撮影のポイント

AV制作や個人撮影している方も増えてきたので動画による撮影ポイントを解説しています。

写真であれば雰囲気も必要なので全体もありですが、動画で全体はさほど必要ありません。

 

頭側・前側

オススメしません

体位としては分かりやすいですが性器が映りにくいのと、体が隠れて動きが分かりにくいです。

映像としては数秒ほど映っていれば十分でしょう。

 

上側・背中側

オススメしません

上側や背中を撮っても体位として分かりづらいです。

上側からの撮影してもタチの背中で全て隠れてしまいます。

 

横側

必須シーンです

横からの撮影は入船本手のカタチが一番わかりやすいでしょう。

ピストンの動きも前後になるため、横から撮影することで横に揺れ動くのがハッキリ映ります。

ウケが腕をついて吊り橋(つりはし)の体位に変化してもよいでしょう。

 

尻側・後側

撮っておきましょう

お互いが体を起こしているので後ろ、さらに下から撮影もすることができます。

真後ろだと前後の動きが分かりにくいですが、カメラを下に傾けて撮影すると結合部も映るのでよいでしょう。

 

射精シーン

撮っておきましょう

外出し(腹・顔)

この体位での外に出す射精シーンはウケに体勢を維持してもらう必要があります。

そもそも外に出す射精シーンは向いていませんが、撮った人はいないと思うので挑戦してみるのはアリですね。

 

中出し・再挿入

中出しであればやはり尻側の下から撮影して竿のビクつきや、金玉の収縮を撮影します。

この体勢での射精は労力が要りますが撮影されたことはありませんので挑戦してみてもよいですね。

 

まとめ

バリ君 と よも から体位についてのヒトコト、関連リンク集に厳選ゲイ動画、解説した体位が行われているオススメ動画を紹介します!

 

体位についてヒトコト

難易度が★2つある!みるからに体力がいりそうな体位だなー。

疲れそうだからヤるなら中盤あたりかな。

この体位は知識がないとまず体験することはないでしょう。

ウケは上体を手で支える必要がありタチは下半身を持ち上げて支える体力を要します。

あくまで遊戯のひとつとして挑戦してみてはどうでしょう。

経験してもらったことのあるウケからは気持ちよかったという感想をもつ人が多いですから試して損はありません。

経験することのない目新しい正常位となって記憶にも残りやすいです。

日本・海外ともに入船本手(いりふねほんて)になるシーンは見かけたことがありません。

 

関連リンク

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