戯道ノ三 表四十八手3 筏本手 いかだほんて

正常位

筏(いかだ)といえば丸太を並べて縛り、海に浮かばせる舟だよね。

プカプカ浮く感じ?漕がなくちゃいけない大変な体位?どっちだろう・・

腕でウケを引き寄せて男らしさを魅せつけろ!

体位について

筏本手(いかだほんて)を解説した画像をご覧ください。

タチとウケのポイントについては詳しく解説をするので画像の<説明>は流し読みで十分です。

正面・右・左・後背面の4方向からの画像で体位を想像しながら読んでみましょう。

 

画像による解説

別名・・解説する体位の別の名称
体位種別・・基礎となる体位(正常位・後背位・騎乗位・測位・交差位・座位・伸長位・立位)
青色・・体位を行うのにポイントとなるタチの体勢
赤色・・体位を行うのにポイントとなるウケの体勢
難易度・・★:易しい ★★:体力を要する ★★★:双方に筋力や柔軟性が必要
画像は体位を固定して4方向から撮影したもの

由来・豆知識

由来は二人が重なるときにウケの両足(外側)とタチの両足(内側)が並んで、4本の丸太で縛ったようなカタチが筏に見えることからきています。

また上記の解説にある画像で見るとタチがウケを斜めにするために片手で引き寄せていますが、これは揺れ動く感じとタチの床につく手がオールを表現しているといえますね。

筏本手(いかだほんて)」という言葉は、「筏(いかだ)」という字と「本手」に分けることができます。

」とは、木や竹を組んで水に浮かべるものをいい、簡素な舟ですね。(フリー画像を利用)


やはり舟といったら釣りですね!夏は水難事故が多いですから十分に注意して釣りを楽しんでください!

 

そして「本手」とは囲碁用語の一つであり、急所を突いた本筋の手で、一手の価値を失わない働きのある手のことです。

急所を突くという意味や、価値を失わないという変化に利用できる点からも囲碁の用語からきていると思われます。(相撲の用語に本手はありませんでした)

目次で紹介している戯術展開の多さからも本手(正常位)の使用は納得できますね。

わたしは囲碁よりも将棋派ですがそもそも囲碁(いご)や将棋(しょうぎ)ができるゲイはどのくらいいるのでしょうね?w

 

 

四十八手の1番として基本の体位である「本手」という名称がたくさん出てきますので用語の一つとして覚えておくと、正常位のカタチというのが分かりますね!

四十八手の名称には「筏(いかだ)」や「船(ふね)」といった水上に関する名称が多く使用されており、この名称も水上に関する用語です。

それではタチとウケのポイントを確認していきましょう。

 

体位のポイント

上記では体位を簡単に把握してもらうために1枚の紙にまとめた画像を紹介しました。

より詳しくタチ・ウケのおさえるポイントと流れを記述していきます。

 

タチのポイント

ウケを仰向けに寝かせ、タチは向かい合うように座ります。

ウケの足を少し持ち上げて穴に竿を挿入したら足を伸ばすように、なるべく後ろにもっていきましょう。

ウケが腰に手を添えてきたら片方の手をウケの首の後ろにもっていき腕枕のようなカタチにしましょう。

もう片方の手は床につけて腕を伸ばして、ウケの上体を斜めになるように少しだけ起こします。

※腕が長い人だと上体を持ち上げるようなカタチになるのでヒジをついて引き寄せるのもアリです。

起こしたら腕枕をしている手を自分の体に引きよせてウケを抱きます

足は絡ませても抱き付かれるカタチでもどちらでもよいでしょう。

いきなりこの体位になるというよりは網代本手(あじろほんて)から自然と移行できる体位です。

力技による体位ではなく、あくまでウケの上体を斜めに引きつけるように起こします。

上体を起こそうとするとお互い力技のようになってしまうので、あくまでタチが自然にウケを自分の胸に引き寄せるような感じで行いましょう。

この体位は下半身が正常位のような状態ですが、上半身を少し斜めにする変わった体位です。

タチは手で体を支える体力が必要ですが、力技ではないので難易度は★となっています。

ウケは斜めに体が浮いてしまうほど抱き付かれたら好意を感じるでしょう。

男らしさを感じさせながらじっくりとキスをしながら掘りあげましょう!

 

ウケのポイント

まずは仰向けに寝て正常位のカタチに足を広げましょう。

タチが向かい合って座り、竿を入れてきたらタチの両足に横並びになるようにヒザを曲げてくっつけます。※ヒザを曲げるのがきつければ腰に足を絡めてもよいでしょう。

タチが首に手を回してきたら、タチの腰に手を添えて抱き付くようなカタチになります。

タチがウケの体を引き寄せてきたら少し斜めになりますが、上体を浮かせるのではなく、横になるような感じです。

手はタチの背中に回す、もしくはタチの首に手を回して抱き付くのもアリです。

この体位は筏にみせることから足を横並びにくっつけることができるとよいですが、女性と違い穴が後ろにあるため、無理に足を揃えることに意識すると感度がにぶってしまうことでしょう。

どちらかというとタチが浮かせたくなるほど引き寄せてくれる方がカタチとしては重要です。

タチの引き寄せてくる男らしさを感じましょう!

 

戯術展開

いきなり経験の少ない戯術を仕掛けるのは、ムードが大事なSEXにおいて無粋(ぶすい)ですよね。

やはり自然な流れのなかで抱きあい、包みあいたいところ・・

どちらかが初心者であれば体位の名称と簡単な説明をしてカタチになりましょう。

互いに上級者であれば基本体位から自然な流れを作るように察しながら戯(たわむ)れましょう。

筏本手 の前に流れをつくる体位

網代本手(あじろほんて)揚羽本手(あげはほんて)

筏本手 の後に変化させる体位

横笛(よこぶえ)筏崩し(いかだくずし)

 

動画の撮影について

AV制作や個人撮影している方も増えてきたので動画による撮影ポイントを解説しています。

写真であれば雰囲気も必要なので全体もありですが、動画で全体はさほど必要ありません。

 

頭側・前側

必須シーンです

頭側からの撮影は結合部などが映らないため性的な興奮するポイントはありません

しかし、体位のカタチが分かりやすく、タチが浮かせている力強さが映ります。

必須とはしていますがシーンとしては10秒もあれば十分でしょう。

キスシーンであれば横からドアップにする必要がありますね。

接合部も遠いので流れの一部としての撮影ならよいですが長時間はオススメしません。

 

上側・背中側

オススメしません

上や背中側をとっても特に筏本手らしさは撮れないでしょう。

流れでも上を通過してのシーンは必要なさそうです。

 

横側

必須シーンです

体位のカタチとしてはタチの所作がはっきりと分かりますね。

タチの力強さなら手を床につけている側から撮影し、抱き付きやキスなどのイチャイチャ感をとるならウケを抱いてる側から撮影しましょう。

横側のメインは抱きついてる側の方がポイントが高いでしょう。

 

尻側・後側

撮っておきましょう

尻側からのシーンは本来必須ではタチの足が揃っており結合部が見えにくいため尻フェチは好むと思われます。

しかし揚羽本手のようにも見えてしまうため流れの一部として撮影しておきましょう。

 

射精シーン

撮っておきましょう

外出し(腹・顔)

この体位による射精について、ウケは密着しているためトコロテン以外に方法はなく、タチはウケに足をほどいてもらわないと外に射精できません。

ウケを抱いている側の手をほどき、正常位の状態に戻ってウケの腹に射精するか、穴にかけてもよいでしょう。

体位のカタチをなるべく保持したいので伸ばした手はそのままにして、射精のため横に空間を広げるようなアングルになりますね。

撮影よりは二人のセックスライフとして行うのが無難かもしれません。

 

中出し・再挿入

中出しも結合部が映りにくく、激しくするのも厳しいためオススメはしません。

足を伸ばすようなカタチになるため射精の躍動感なども表現するのが難しいでしょう。

画像ではタチの足を伸ばしたようになっていますが、実際は膝を立てるように足を少し広げるとエロいシーンになります。

 

まとめ

性徒 と よも から体位についてのヒトコト、関連リンク集に厳選ゲイ動画、解説した体位が行われているオススメ動画を紹介します!

 

体位についてヒトコト

腕を首の下に入れてキスしながら正常位は普通にあるけど、上体を起こすようなことは体力使いそうだし基本ヤろうと思わないですね・・

タチは大変そうだけど相手がタイプなら浮かせてでもキスしたくなるかも!

四十八手の3番目にして、さっそく普段やらない体位が出てきたのではないでしょうか?

本来女性器は前側にあるため足を伸ばして揃えることができますが、男では穴ということから斜め引き寄せることをポイントにしました。

足を伸ばさずに正常位の状態から斜めに引き寄せるだけでも、少し新鮮かもしれませんよ。

日本・海外ともに筏本手(いかだほんて)のシーンはあまり見かけたことがありません。

横向きになる流れとして一瞬だけ体位のカタチになるようなことがあっても、メインで撮影されたシーンは見かけません。

 

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