揚羽(あげは)ってアゲハ蝶(チョウ)のことですよね!
チョウのように舞う正常位?それとも美しさとかを表した体位なのかな?
本手は前回「正常位のこと」と学んだので理解できます。
体位について
揚羽本手(あげはほんて)を解説した画像をご覧ください。
タチとウケのポイントについては詳しく解説をするので画像の<説明>は流し読みで十分です。
正面・右・左・後背面の4方向からの画像で体位を想像しながら読んでみましょう。
画像による解説
体位種別・・基礎となる体位(正常位・後背位・騎乗位・測位・交差位・座位・伸長位・立位)
青色・・体位を行うのにポイントとなるタチの体勢
赤色・・体位を行うのにポイントとなるウケの体勢
難易度・・★:易しい ★★:体力を要する ★★★:双方に筋力や柔軟性が必要
画像は体位を固定して4方向から撮影したもの
由来・豆知識
由来はこの体位をしているウケを真横から見たときにアゲハ蝶のように見えるからです。
タチよりもウケの姿を参考につけられた名称ですね。
「揚羽本手(あげはほんて)」という言葉は、「揚羽(あげは)」という字と「本手」に分けることができます。
「揚羽」とは、文字通りのアゲハ蝶(チョウ)のことを指しています。(フリー画像を利用)
そして「本手」とは囲碁用語の一つであり、急所を突いた本筋の手で、一手の価値を失わない働きのある手のことです。
急所を突くという意味や、価値を失わないという変化に利用できる点からも囲碁の用語からきていると思われます。(相撲の用語に本手はありませんでした)
目次で紹介している戯術展開の多さからも本手(正常位)の使用は納得できますね。
わたしは囲碁よりも将棋派ですがそもそも囲碁(いご)や将棋(しょうぎ)ができるゲイはどのくらいいるのでしょうか?
自分は強くありませんが将棋仲間を作ってみても面白そうですね!
四十八手の名称には「揚羽(あげは)」や「蜻蛉(かげろう)」といった昆虫に関する名称がありますが名称での使用は少ないです。
それではタチとウケのポイントを確認していきましょう。
体位のポイント
上記では体位を簡単に把握してもらうために1枚の紙にまとめた画像を紹介しました。
より詳しくタチ・ウケのおさえるポイントと流れを記述していきます。
タチのポイント
ウケを仰向けに寝かせ、タチは向かい合うように座ります。
ウケの足を少し持ち上げて穴に竿を挿入しましょう。
ウケが腰に足を絡めてきて安定したら、上下にピストンするカタチで掘りましょう。
いきなりこの体位になるというよりは網代本手(あじろほんて)から自然と移行できる体位です。
タチの手は画像だとウケの脇にありますが、深く抱きつくなら手はウケの首回りに持っていき、腕でウケの首を軽く上げるように枕になるようにしましょう。
この体位はウケの足を持ち上げるとアゲハのカタチになれませんから注意してください。
長い時間ウケの足を持ちあげて掘っている人は足を楽にさせてあげることも必要です!
抱きつかれたら激しくしてしまいそうですが、緩急をつけてじっくりと掘りあげましょう!
ウケのポイント
まずは仰向けに寝て正常位のカタチに足を広げましょう。
タチが向かい合って座り、竿を入れてきたらタチの腰に足を絡めます。
足を絡めるときは、なるべく腰を持ち上げるようなカタチになると、タチが掘りやすくなります。
手はタチの背中に回す、もしくはタチが抱きついてくればタチの首に手を回しましょう。
体が極端に硬くなければ柔軟性もそこまで必要はないと思いますが、厳しい人は少しでも密着させるようなカタチになれるようにしましょう。
また、はさんだ足に力を入れてタチの腰を締めつけすぎないように注意しましょう。
タチの太もも辺りに足を絡めるとラクになりますがタチは掘りづらくるので、ゆっくり掘られたいときは、逆に利用してみるとよいですね。
注意してもらいたいのが「アナルの位置」が人それぞれ違います。
尻の持ち上がりや足を絡める位置を変えるだけで掘りやすさが断然かわります!
タチは抱きつかれると好意を感じるため、ぜひ普段から取り入れてください!
戯術展開
いきなり経験の少ない戯術を仕掛けるのは、ムードが大事なSEXにおいて無粋(ぶすい)ですよね。
やはり自然な流れのなかで抱きあい、包みあいたいところ・・
どちらかが初心者であれば体位の名称と簡単な説明をしてカタチになりましょう。
互いに上級者であれば基本体位から自然な流れを作るように察しながら戯(たわむ)れましょう。
揚羽本手 の前に流れをつくる体位
揚羽本手 の後に変化させる体位
筏本手(いかだほんて)/寿本手(ことぶきほんて)/深山本手(みやまほんて)/濱千鳥(はまちどり)/ 他多数あり
動画の撮影について
AV制作や個人撮影している方も増えてきたので動画による撮影ポイントを解説しています。
写真であれば雰囲気も必要なので全体もありですが、動画で全体はさほど必要ありません。
頭側・前側
頭側からの撮影は特に興奮するポイントはありません。
接合部も遠いので流れの一部としての撮影ならよいですが長時間はオススメしません。
上側・背中側
揚羽本手の重なり合う映像はウケの抱きついてるカタチが分かるので必須です。
頭側ではなく背中、尻が映るような角度で撮影するとよいでしょう。
横側
ウケが足を上げて密着しているため結合部は見えにくいです。
なので横からの撮影では全体が映るような撮影が向いています。
キスをしているのであれば舌を絡ませている顔のドアップなどを撮りましょう。
横からの全体シーンはカタチとして撮ればよいので、長時間の横全体シーンは必要ないでしょう。
横側は回り込むようなカタチでつなぎ映像としての利用が向いています。
尻側・後側
尻側からのシーンは絶対に必須といえます。
両者の尻が映るカタチで撮ったあとに結合部にアングルを近づけることで体位のカタチとエロさが伝わります。
手持ち撮影ができるなら上側から撮影して徐々に尻にアングルを移動させるとよいでしょう。
射精シーン
外出し(腹・顔)
この体位による射精について、ウケは密着しているためトコロテン以外に方法はなく、タチはウケに足をほどいてもらわないと外に射精できません。
正常位の状態に戻りウケの腹に射精するか、穴にかけてもよいでしょう。
正直、体位が崩れるため中出しによる撮影が一番よいでしょう。
中出し・再挿入
中出しではタチの射精の躍動感を映すために尻やタマがしっかりと画面に収まっているひつようがあります。
画像ではタチの足を伸ばしたようになっていますが、実際は膝を立てるように足を少し広げるとエロいシーンになります。
射精後も竿を外さずに、しばらく揚羽本手のカタチでとどまり、結合部のドアップ⇒尻全体⇒ゆっくりと横へ移動して互いのキスシーン⇒尻側へ移動して竿を抜くシーンが映像としてはオイシイでしょう。
またウケが足を外さなかったことで中出しになってしまった・・なんてシーンも観たいですね!
先に後ろ斜めから「全体の映像」を流し、再度「結合部のドアップ」シーンの2通りを映像にすることで最高の作品となります。
またウケが少し腰を上げて、両者のイチモツ、穴からの精液が漏れているシーンも観てみたいですね♪
まとめ
性徒 と よも から体位についてのヒトコト、関連リンク集に厳選ゲイ動画、解説した体位が行われているオススメ動画を紹介します!
体位についてヒトコト
俺はウケするとき自然とヤれている気がするですけどね。
タチしたときにされてもたしかに嬉しかったですね!
名称についてはアゲハかな?とじつはチョット思ってたり・・
この「揚羽本手」ですが皆さん本当に実践できていますか?
わたしの経験になりますがサシでヤっても複数、ゲイビデオで見ていてもウケが足を絡ませにいくシーンをみる機会は少ないです。
正常位をしているときに意識的に数分くらい足を絡ませてみましょう。
タチの掘り方に変化がでるかもしれません!
日本・海外ともに揚羽本手(あげはほんて)のシーンは多く撮影されていますが、意識しないと長めのシーンを撮影するのは難しいため、メインとなるようなシーンはあまり見かけません。
関連リンク
前回の体位は⇒戯道ノ一 表四十八手1 網代本手 あじろほんて
次回の体位は⇒戯道ノ三 表四十八手3 筏本手 いかだほんて
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