戯道ノ三十一 表四十八手31 御所車 ごしょぐるま

御所車 測位
性徒3

御所車(ごしょぐるま)」を調べたら貴族を乗せる牛車(ぎっしゃ)と載っていたのですが、高貴な人たちだけがヤる体位があるんですか?

乗り物がキレイということで、周りに体位を見られても優雅な感じを醸しだしているんですかね・・

変化形でウケが主導する測位

体位について

御所車(ごしょぐるま)を解説した画像をご覧ください。

タチとウケのポイントについては詳しく解説をするので画像の<説明>は流し読みで十分です。

正面・右・左・後背面の4方向からの画像で体位を想像しながら読んでみましょう。

 

画像による解説

別名・・解説する体位の別の名称
体位種別・・基礎となる体位(正常位・後背位・騎乗位・測位・交差位・座位・伸長位・立位)
青色・・体位を行うのにポイントとなるタチの体勢
赤色・・体位を行うのにポイントとなるウケの体勢
難易度・・★:易しい ★★:体力を要する ★★★:双方に筋力や柔軟性が必要
画像は体位を固定して4方向から撮影したもの

 

由来・豆知識

由来については不明であり、単語として存在はありますが、体位として関連のある解説は見つかりませんでした。

御所車(ごしょぐるま)」という言葉は単語としてありますから分解することはできません。

御所車(ごしょぐるま)」とは、平安時代に御所の周辺で皇族や貴族に使われる乗り物だった牛車の別称で、「玉の輿に乗れますように」との願いを込めたものです。(フリー画像を利用)

見た目のとおり「華やか」という意味や、貴族が乗っていたことから「富」といった意味を持ちます

 

御所車には別名で花時計・ナイアガラの滝落とし・タケコプターなどの名称があり回る・巡るなどのイメージがある名称がつけられているように思いますね!

四十八手の用語で「単語」としての名称はあまり見かけませんが、覚えやすい用語の一つではあります。

それではタチとウケのポイントを確認していきましょう。

 

体位のポイント

上記では体位を簡単に把握してもらうために1枚の紙にまとめた画像を紹介しました。

より詳しくタチ・ウケのおさえるポイントと流れを記述していきます。

 

タチのポイント

タチは横向きになり足を伸ばして勃起させましょう。

ウケが足を体に乗せてきたら上半身側にウケが伸ばした足を手で抱くように掴みます。

ウケに竿を挿入したら、ウケが動いた勢いで自分が動かないように空いている片手を床につけ、足に力を入れましょう。

タチはウケの片足を固定、両足はウケの片足に固定されるようなカタチになります。

ウケ主導の体位であるためタチは基本的に動きません

また、互いに体を固定させていますが、しっかり支えないと衝撃に耐えられず竿が抜けてしまうのでウケにタイミングを合わせましょう。

この体位は体位のカタチは単純に見えますが奥が深い体位です。

タチがしっかりと牛車として支えることで雄らしさが出ます。

逆に勢いに負けてしまわないよう頑張りましょう!

原書(夢枕艶房秘考)ではタチ側が7割楽しめる体位と書いてありますので是非楽しんでみましょう♪

 

ウケのポイント

タチが横向きになったら正面に座って後ろに両手をつき、足を伸ばします

伸ばした足のうち、タチの上半身側はタチに抱えてもらい、下半身側はタチのヒザ関節辺りに足を置きましょう。

竿を挿入したらしっかりと下半身側の足をタチの両足を固定するように挟みます

ウケは上下に動くのではなく、両手を使って前後に体を揺らします

ウケ主導の体位であるため、早かったり勢いをつけ過ぎるとタチとタイミングが合わなくなって竿が抜けしまう可能性があります。

変化形の体位であり、ウケが自分で動くこの体位を経験したことがある人は皆無に等しいのではないでしょうか。

腰振りで疲れてしまったタチが勃起状態であればオラウケとして技を仕掛けるのも面白いでしょう!

もし自然とこの体位を経験したことがあるのであれば、あなたの戯術レベルはかなり高いでしょう。

 

戯術展開

いきなり経験の少ない戯術を仕掛けるのは、ムードが大事なSEXにおいて無粋(ぶすい)ですよね。

やはり自然な流れのなかで抱きあい、包みあいたいところ・・

どちらかが初心者であれば体位の名称と簡単な説明をしてカタチになりましょう。

互いに上級者であれば基本体位から自然な流れを作るように察しながら戯(たわむ)れましょう。

体位種別は【測位】で特殊なため前後の流れは下記が無難

御所車 の前に流れをつくる体位

菊一文字(きくいちもんじ)

御所車 の後に変化させる体位

廓繋ぎ(くるわつなぎ)

 

動画の撮影について

AV制作や個人撮影している方も増えてきたので動画による撮影ポイントを解説しています。

写真であれば雰囲気も必要なので全体もありですが、動画で全体はさほど必要ありません。

 

頭側・前側

オススメしません

頭側からの撮影では画像の通りウケの頭と背中で全体が隠れてしまいます。

また、手を後ろについていることから、タチとの距離感も生まれてしまうため映像に迫力がみられません。

 

上側・背中側

必須シーンです

画像では後側になっていますが、この状態でアングルを上側に持ってくるとウケの突き具合や、タチの力強さ、結合部など全体の雰囲気がつかめます。

珍しい体位ですから、遠目で全体を映し、顔や結合部をアップするとよいでしょう。

 

横側

撮っておきましょう

横からの撮影でも御所車の体位なのがはっきりと分かります。

横側からの撮影だと結合部は映りませんが、珍しい撮影となるでしょうから是非撮っておきましょう。

 

尻側・後側

撮っておきましょう

後ろから撮影ではタチの後ろ姿、すなわち背中と尻がメインとなります。

足に力を入れて体が動かないようにしているため、力を込めた雄らしい尻を見ることができるでしょう。

長尺には向きませんが尻フェチのためにも撮っておいて損はないでしょう。

 

射精シーン

必須シーンです

外出し(腹・顔)

画像は後側ですが、このまま上側に持っていき撮影しましょう。

上記の「上側・背中側」で説明したとおり全体を映しましょう。

この体位ならあえて射精をドアップにする必要もなく、全体が映ることでエロさを醸しだします。

ゴムをしていると外すのに時間がかかるうえにウケを抱えた手を解かなくてはいけなくなるため、このカタチでフィニッシュするならナマ掘りでキレイに映しましょう。

 

中出し・再挿入

中出しであれば遠目アングルからの上側がよいでしょう。

タチの果てた顔も見たいところではありますがウケ主導で搾り取るため、ウケがタチを奪ったという満足した表情もみたい人が多いと思われます。

そうするとこの体位では結合部のドアップよりはモデル全体の躍動感を楽しみたいところ。

場合によっては外出しの方がエロく映る可能性が高い体位ともいえるでしょう!

 

まとめ

性徒 と よも から体位についてのヒトコト、関連リンク集に厳選ゲイ動画、解説した体位が行われているオススメ動画を紹介します!

 

体位についてヒトコト

性徒3

解説を聞いても「御所車」と結びつきはよく分かりませんでしたが、貴族はいろんな性交で遊んでおり、そのうちの一つ・・なんて解釈もできるような・・う~ん・・・

せっかく学んだので広いオシャレな部屋でやれたらいいですね!

この体位が変化形と言われるのは基本体位ではない測位のカタチであることと、戯術展開も限定的であることです。

この体位は両者ともに知識と性的な余裕がないと思いつかない体位だというのは理解していただけたのではないでしょうか。

改めて、原書にも書かれていましたが「性交の知識は快感に左右する」というのは私自身でも体験しています。

戯道セミナー(不定期)をしていますのでこのような体位を経験してみましょう。

日本と海外どちらも御所車(ごしょぐるま)になるようなシーンを見かけたことはありません。

 

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