戯道ノ五十 裏四十八手2 浮島本手 うきしまほんて

浮島本手 正常位
性徒2

浮島というのは普段きかない単語ですが「島が浮いているように見える」ことでしょう。

さらに本手なので浮いているような正常位というように思いますが、浮かせるとなると子連れのサルのような体位になりそうな予感が・・

体験したことがないような難易度の高い正常位

体位について

浮島本手(うきしまほんて)を解説した画像をご覧ください。

タチとウケのポイントについては詳しく解説をするので画像の<説明>は流し読みで十分です。

正面・右・左・後背面の4方向からの画像で体位を想像しながら読んでみましょう。

 

画像による解説

別名・・解説する体位の別の名称
体位種別・・基礎となる体位(正常位・後背位・騎乗位・測位・交差位・座位・伸長位・立位)
青色・・体位を行うのにポイントとなるタチの体勢
赤色・・体位を行うのにポイントとなるウケの体勢
難易度・・★:易しい ★★:体力を要する ★★★:双方に筋力や柔軟性が必要
画像は体位を固定して4方向から撮影したもの

 

由来・豆知識

由来についての情報はありませんでしたが、体が床につかない状態を浮く意味を込めた浮島という単語を使用したものと考察します。

浮島本手(うきしまほんて)」という言葉は、「浮島(うきしま)」と「本手(ほんて)」という単語に分けることができます。

浮島(うきしま)」とは、湖や沼などの水面に浮かび漂っている島のようなもので、水上に浮かんでいるように見える島。

 

そして「本手」とは囲碁用語の一つであり、急所を突いた本筋の手で、一手の価値を失わない働きのある手のことです。

急所を突くという意味や、価値を失わないという変化に利用できる点からも囲碁の用語からきていると思われます。(相撲の用語に本手はありませんでした)

目次で紹介している戯術展開の多さからも本手(正常位)の使用は納得できますね。

 

四十八手の1番として基本の体位である「本手」という名称がたくさん出てきますので用語の一つとして覚えておくと、正常位のカタチというのが分かります。

それではタチとウケのポイントを確認していきましょう。

 

体位のポイント

上記では体位を簡単に把握してもらうために1枚の紙にまとめた画像を紹介しました。

より詳しくタチ・ウケのおさえるポイントと流れを記述していきます。

 

タチのポイント

ウケを仰向けに寝かせ、タチは穴に竿を入れて正常位のカタチになります。

首に手を回すようにウケにしっかりと抱き付いてもらい、足も揚羽本手のように腰辺りに巻き付かせます。

タチは片方の手のひらをしっかりと床につけて体を起こすように腕を伸ばして上体を起き上げます。

起き上がる際にもう片方の手はウケの体に回して落ちないようガッシリと抱き上げます。

体を45度くらいに傾けてウケの尻がギリギリ浮く程度に持ち上げたらゆっくりと腰を振りましょう。

タチの手で支える筋力が重要であり、床につけた片手に大きな負荷がかかることやウケが倒れないよう引き付けて抱きかかえるという押すと引くを同時に行う必要があります。

本手の中では最高難度といえる技で両者に負担があります。

本書にも「骨は折れるがなんとも強く抱き合うことで気持ちよい」とあり、実際にタチをしてみるとウケは経験がまずありませんから楽しそうにしてくれます♪

ウケの方が体が大きかったり体重が重いなどの条件があるとタチの負荷が大きくなり実行するのが難しくなります。

そのときはウケの尻だけが床についている状態でカタチはウケの上体が起き上がっていてもよいでしょう。

入船本手よりも体力を要するこの技は間違いなくタチの男らしさを表現することのできる正常位です。

激しく腰を振ると反動で負荷が大きくなるので無理せずゆっくりと擦り当てるような動作にしましょう。

この体位はマットレスなどの柔らかい敷物の上で行うと沈んでしまうため上手く力を入れたり浮揚ができなくなります。
手のひらは固い床につけ、布団などの薄めの敷物がヒザにだけ当たるような布団の角を利用してみると行いやすいでしょう。

 

ウケのポイント

仰向けになり、タチに竿を入れてもらい正常位のカタチになります。

腕をタチの首に回してしっかりと抱きつき、足は腰や太もも側に乗せて絡みます。

タチが上体を起こしたら落ちないようしっかりと抱きつき、足の力を抜きます。

尻が浮くと浮揚感がありますので衝撃で抜けないよう気を付けながら楽しみましょう。

ウケは腕を回してしっかりと抱きつく体力や浮揚感を味わうために足の位置にも気を配る必要があります。

また、体重が重ければその分タチに負荷を与えるので体格差には注意が必要です。

もし自分がこの体位で持ち上げてもらうとしたら筋肉質で体幹も強い男性をイメージしてしまいます。

ウケとしては体を預けることになりますから心配もあると思います。

タチが無理そうなら尻や足の一部を床につけて補助してみるのもよいでしょう。

この「浮島本手」は技として知識がないとタチ側が行うことができませんので、もし挑戦してくるタチがいれば性交体位のバリエーションが高い変態と思っていいかもしれません(笑)

 

戯術展開

いきなり経験の少ない戯術を仕掛けるのは、ムードが大事なSEXにおいて無粋(ぶすい)ですよね。

やはり自然な流れのなかで抱きあい、包みあいたいところ・・

どちらかが初心者であれば体位の名称と簡単な説明をしてカタチになりましょう。

互いに上級者であれば基本体位から自然な流れを作るように察しながら戯(たわむ)れましょう。

体位種別は【正常位】であり、そのまま正常位系統に展開させるか、起き上がり居茶臼系統に展開させることができる

浮島本手 の前に流れをつくる体位

網代本手(あじろほんて)揚羽本手(あげはほんて)

浮島本手 の後に変化させる体位

唐草居茶臼(からくさいちゃうす)/頭垂れ居茶臼(かみだれいちゃうす)

 

動画の撮影について

AV制作や個人撮影している方も増えてきたので動画による撮影ポイントを解説しています。

写真であれば雰囲気も必要なので全体もありですが、動画で全体はさほど必要ありません。

 

頭側・前側

必須シーンです

ウケの体が浮いていることを確認するのであればこのアングルは必須といえます。

結合部は見えませんが普段見ることのできないシーンです。

 

上側・背中側

撮っておきましょう

画像では後側になっていますが、この状態でアングルをに持ってくるとタチの背筋を使っている背中の様子、ウケの表情やしっかり抱き付いている様子などがしっかり分かります。

このアングルでは浮揚感を映像からは感じにくいですが必須シーンとしてもよいくらいです。

 

横側

必須シーンです

横側から撮影することで浮いている状態や腰を振る勢いなども映るため前側と同様に必ず映しておきたいシーンです。

もし実践するやり方を知りたければ横アングルが一番わかりやすいでしょう。

 

尻側・後側

撮っておきましょう

尻側から撮ることによりウケの腰が浮いて掘られている様子が分かります。

またタチの尻や掘るときの玉揺れなどエロさの他に、ウケの足の絡ませ方が見えるため仕草によってもエロさに変化がでます。

 

射精シーン

必須シーンです

外出し(腹・顔)

タチが射精するときにそのまま竿を抜いてウケに向かって射精することで、体位を保持したままウケにぶっかけるというエロいシーンを撮ることができます。

ただ、この体位で射精することは現実的に厳しいことや、ウケの腹に射精しても映像に映りにくいため奇跡に近いシーンです。

 

中出し・再挿入

外出しよりは中出しの方が現実感はありますが、射精じたいかなり難易度が高いです。

浮いているのが分かりやすく、スポットに当てられながら射精までされるウケ側の気持ちで横から撮影するとよいでしょう。

もちろん後側からの撮影もしておくと、射精時の玉の躍動感などを映すことができますが労力に見合う映像になるかは未知数です。

 

まとめ

性徒 と よも から体位についてのヒトコト、関連リンク集に厳選ゲイ動画、解説した体位が行われているオススメ動画を紹介します!

 

体位についてヒトコト

性徒2
この正常位はやったこともなければ考えもしませんでした・・
本当にこの体位は気持ちいいものなんでしょうか?
タチは力を使い過ぎて竿を維持する余裕がなさそう・・

著者は「(略)双方なんともいえぬ気持ちいいもの」と書いてますから、著者本人が実践してみての感想でもあるかと思います。

筋力や体力が必要ですが自分も実践してみるとそこまで苦悩する体位ではなく、慣れれば自然と楽しめることでしょう。

タチの筋力や体幹も重要ですが、ウケも手足の絡め方が重要であり慣れていれば腰辺りに絡みつかせることも容易になるかも・・

世界のゲイビデオでもこの体位は見たことがないため、上手くできれば話題になるかもしれません。

マットレスでは向かないので床などの固いところで行うなど条件が多いのも難易度を高める要因でしょう。

日本と海外どちらも浮島本手(うきしまほんて)のシーンは見たことがありません!

 

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