裏四十八手の20種類すべてを記事として掲載しましたが、表の48種よりも少ないぶん内容の難易度は高めに見えたのではないでしょうか?
48手は相撲の決まり手をなぞらえて洒落ただけですから実際にはまだたくさんの決まり手があり、ぜひ技を駆使して夜のスポーツも盛り上げてください!
惚れさせたら勝ち、互いに求めあう仲になれば好敵手といえますね!
20手を体位のカタチに分類した「裏」を作成したのでヤりたい体位を探してみましょう!
体位種別による分類
「前戯」を含めて「正常位」「後背位」「騎乗位」「測位」「座位」「伸長位」「交差位」「立位」の9種類の体位があり各体位ごとに並べてみました!
※裏四十八手の中に伸長位に分類できる体位がありませんので紹介しておりません。
前戯 -3種-
結合前にキス、フェラ、触れ合うことで感度を高めて結合時の興奮度を高める大事な儀式。
特に女性は前戯に重点をおく必要があり、ゲイもここをおろそかにすることはSEXの上手さにも関わるような重要なポイント!
この前戯の中で高度にみえるのは「鵯越え」でしょう。
経験上でもハードな前戯を楽しめる相手だと、結合後もハード目に楽しめるというのがあるため、ぜひ前戯こそ力を注ぎましょう!
ウケはとくに分かるでしょうが前戯の上手いタチには結合前から興奮度が自然と高まって快感の具合が変わりますよね。
女性との前戯はとくに大事といいますが男同士でも変わりはないでしょうね。
岩清水からウケの体勢が前に屈むようになると花菖蒲になってますよね。
表は尺八などウケがタチをフェラするのに対して、裏はタチがウケをフェラする逆の立場になっているような。
たしかに裏ではウケ側が主体になっていますね!
「表」と合わせると68種類の中で9種類あり、結合することだけが技術ではないことを教えてくれています!
前戯といえどもキスだけのものはないことから、性器を刺激するということが性行為の前提になるといえますね。
だからといって彼氏がいるのに「キスは性行為じゃないからOK」なんてことはありませんよ。
正常位 -3種-
重点するのは派生した技ではなく基本となる「網代本手」であり、基本的な腰の振り方が雑だとどの戯術も腰振りに独自性が垣間見える。
さて、意外にも実践してみると体力を要する正常位ばかりであり、釣瓶落しは枕を敷いているものの体勢の維持に体力を要します。
表で紹介した正常位の中では入船本手がありましたが、浮島本手はその難易度をはるかに上回るといえます。
ちなみによもは浮島本手を実践していますが、布団が沈んでしまうことで体幹を維持しにくかったり、体力的に1分も掘り続けることができませんでした。
3分は浮かせたまま掘れるように筋トレを頑張ろうと思います!(笑)
たぶんそんな色々と体位を試している人はよも先生くらいしかいなそう。
経験者のコメントを聞いてみたいものです!
実際に浮島本手とかする人いませんからそれはそれで貴重な体験にはなるんでしょうかね?
経験した人のコメントを聞いたり集めたりして口コミを各戯術のページに載せてみても面白そうだね!
やはり基本体位の正常位だけあって「表」と合わせると68種類の中で12種類と王道の体位なだけあって種類は多いです。
ただ、裏にしては3種類だけというのも意外ですが、測位で紹介している巣籠もりなんかはタチは正常位の向きだったりするので、タチ主体にすればまた種別の数にも変化があります。
なので種別などにこだわりすぎる必要もないですね。
後背位 -1種-
腰振りによる衝撃とタチの体重が負荷となることがあるので、いかに負荷を減らして抱き合うかも大事なポイント。
まさかの明らかな後背位は1種類しかありませんでした。
座位で紹介する鳴門後ろ取りは名称から後背位にしてもよかったのですが、背面座位ともいえるため、後背位にしてなかったりと背面の体位が全くない訳ではありません。
ちなみにこの体位は縛るという特殊な体位とウケの高い柔軟性が必要な難易度はトップレベルと推察します。
実際にウケの体験をしようと坐禅を組んでみたのですが、それだけでも自分はきつかったです💦
そのうえ前に転んでみようとしたら辛いし無理なんで禁忌の体位にしたほうがいいんじゃないでしょうか・・
この体位を江戸時代に行った人が思うと鬼畜の所業ですよ!!
1種類しか紹介されていない体位がまさかの罰ゲーム・・よりもお仕置きに近い体位とは驚きですね。
私も挑戦してみたいというウケがいれば体験はしてみたいですが、ウケ側は体勢になるまでに時間がかかりそうです。
「表」と合わせても68種類の中で4種類しかないのは、そもそも穴の位置が違うからという理由ですからこの分野は開発していかなくはいけません。
騎乗位 -1種-
どちらかの上体が起き上がっていたり、乗っかっている状態であるものは騎乗位に分類される。
ウケが跨ることによりタチに負荷のかかりやすい体位。
後背位同様にこちらも騎乗位と明確にいえるものは1種類のみとなりますね。
漢字が読みにくいですが「やぶさめ」と読み、馬に乗った弓手が的をいるという競技についてはご存じの方も多いはず。
坐禪転がしとはまた違った縄(布)の使い方をしています。
戯術展開としては紹介していませんが、坐禪転がしに怒ったウケが仕返しに流鏑馬の体位になるなんてシチュエーションも面白いような気がしますね。
江戸時代に馬だなんて時代劇の「暴れん坊将軍」を思い出しますよ。
あっ、暴れん坊の意味を違う捉え方すると、とんでもない将軍だったのでは・・これ以上は言わない方がいいですねw
「表」では6種類もありましたが、合わせて68種類の中で7種類となり数は多くないですね。
騎乗位は外国人(欧米)のタチにとって征服感を感じられるということで正常位よりも人気の体位ですが、もし外国人が相手であればタオルを首に回して馬にしてあげましょう。
せっかく優越感に浸りながら掘っているところに日本人はクレイジーだと思われかねませんがw
測位 -3種-
この中で特に特殊に見えるのが裾野という体位ではないでしょうか。
交差位のようにも見えますが、足をクロスしたり挟んでいたりするわけではなく、互いに横向きになって掘っているという画像では一見難易度が高そうなカタチをしていますよね。
じつは私もまだ実践したことがないので経験をしてみたい体位なのですが他の体位も互いに知識のある状態で正しいフォームで重なってみたらどうなるか気になります。
ただどれもいえることは厄介そうな測位ばかりですねw
交喙取りと巣籠もりは足を持っているかどうかの違いに見えますが、解説を読むと意外と細かな点で違いがあったりしますよね。
別に似たような体位になって楽しむのもアリですが、指南されているカタチになったときの本領というのは気になるところです!
「表」と合わせても68種類の中で8種類と少なく、男女でも横になって性行為をすることは少ないということですね。
ただ、ウケ側としては柔軟性が必要というほど体を曲げるような横の向き方はありません。
ウケが横向きになったタイミングでタチの方から技を仕掛けると、いつもと違うスポットに当たりやすいですから案外横向きにハマってしまうウケもいるのでは。
もしセックスにマンネリ化している人がいれば測位か交差位をすればだいたい刺激的な感覚を味わえるでしょうから積極的に楽しみましょう!
座位 -6種-
タチの負荷が少ないが座ることで竿の大きさや位置として結合しにくいなどの難点がある。
裏四十八手は20種類ですが、その中でも6種類と多くありますね。
座位はタチが腰かけている様を種別としているため、画像をご覧いただいている通り正常位や後背位ともいえるようなものが多くあります。
地蔵抱きはイスなどに腰かけており明確な座位に分類できそうですが達磨返しだと正常位にも見えなくないですね。
座位の特徴の一つは互いの体重が一点に集中しやすい点で、マットレスなどの沈みやすい布団には不向きなところがあります。
裏の名称を覚えるのに悩んだのが座位の専門用語である「居茶臼」が使われておらず抽象的な表現が多いことです。
裏四十八手の始めに出てきた本手の2種類以外は暗記しないといけないような気が・・
由来の解説があるので納得はしているんですけど、性行技術の専門家といえども決して楽な道ではないというわけですね!
たしかにどの画像をみてもパッと座位だと理解できるものはありませんね。
由来を調べると体位に名付けられた理由はわかるものの、学習するように覚えなければ忘れてしまいます。
意外にも「表」で紹介した5種類よりも「裏」の方が多く、合わせると68種類の中で11種類と多い方です。
裏で多く解説されているということは座位そのものの難易度でもあり、一般的ではないということでもありますね。
ぜひ虹の懸け橋で互いの思いをつないでみてくださいな!
交差位 -2種-
互いに足を挟み合って結合することは少ないため、新鮮味のある変化型ともいえる。
交差位も2種類しかありませんが丁字引きの方は動画なんかでも一般の人が行っている体位ですね。(足を交差をさせるているかがポイント)
みなさんが目にいくのは間違いなく名称に惹かれてしまう「八つ橋」のほうでしょう。
ちなみに和菓子と原本では「八ッ橋」と「ッ」の表記なんですが、できれば漢字とひらがなで統一したいので、私の勝手で「つ」の表記にしています。
名称も和菓子由来らしいのでしっかりと解説を読んで実践してくださいね!
八つ橋は足をクロスさせるように交差しているように見えますが、丁字引きの方は挟んでいるというよりは跨いでいるような交差ですね。
表で習った万字崩しは足で挟むタイプではなくウケの形を表してましたよね?
明確な交差という基準はあるのでしょうか。
交差位は「表」と合わせても68種類の中で8種類と少なめです。
以前あった万字崩しもそうですがクロスさせるようなイメージを抱くものは交差のバリエーションにいれています。
そもそも明確に判別できるような体位ということはそれが基軸となる基本体位ともいえます。
あくまで他の体位は別の種類と混合させて派生したものですから正しいといったものはありません。
名称や体位種別などはあくまで座学であり、最も重要なのは実践ですから「八ッ橋」のように包んでやるぞ!といった感覚で楽しむことです♪
立位 -1種-
両者ともにズれないためのバランスをとるため体幹が必須となる。
表でもあまり種類のない立位ですが、この体位の存在をご存じの方は多いですが実際にやったことのある人はかなり少ないのではないでしょうか。
高度過ぎるため著者も表ではあえて紹介しなかったともいえます。
ベッドでやると体幹を安定させることは難しく、床でヤったとしてもウケが歩くには筋力が必要であり、挿入までされてペットのような感覚ですからSM気質でないと挑戦はしませんよね。
歩くにしても広い場所ではないとできそうにないので、貴族の遊びみたいな感じだな~。
やはりセックスの上級者となると夜遊びの達人が多そうだし、性にも遊び心を取り入れてしまうんですね。
だけど・・よも先生は貴族っぽさがな・・・
君は毎回・・・広い場所を用意しておくからあとで一緒に腕の筋トレをしようね!
「表」と合わせても68種類の中で5種類しかないため、立位で性行為に及ぶこと自体が江戸時代には少なかったともいえそうです。
「秘」で紹介しますが立ち松葉というものが既にあったり、名称にはありませんが前戯でもあるなど、よも考案としても今後の展開がさせやすい分野ではあります。
野外の人でも楽しめるよう、どうぞご期待くださいませ!!
まとめ
ここまでお疲れさまでした!
20種類をざっと確認していきましたが復習した人にとっては「そういえばこんな体位もあったな~」といった感じでしょう。
四十八手を知らずに初めてこのページから見た人は「こんなに面白い体位があったなんて」「20種類みるだけで疲れた」「表も気になる」という人が多いはず!
秘四十八手として紹介するのもありですが、次は更新型のいろいろなランキングを作ってみても面白そうですよね!
「ヤられてみたいベスト3」なんてあったら実践するでしょ?w
どのようなランキングにするかは視聴者の意見も取り入れてみたいものですね。
- タチ、ウケが好きな体位
- 高難度の体位
- スポットに当たりやすい
- ゲイビデオで見たい体位
いろいろ考えられますね~。あまり公開してしまうと体位の講師として影響があるかはわかりませんがw
各戯術のページには体位に見合った褌やケツ割れなどの下着を用意していたりするのですが、今回は四十八手全般であるため下のようなシャツを見つけたのでリンクを載せておきますね。(PR)
もし、あなたが戯道館で勉強した四十八手に自信があれば「四十八手使い」のシャツを着てみるのも面白そうですw
自分はまぁMサイズで用意してもらえたなら二丁目や新宿の街を歩きますけど、そのときは一緒に歩くんだからね!
ちなみに「夢とチンコは大きいほうが・・」というシャツがありますが、チンコの大きさに自信がない人こそ戯術を学んでもらいたいので、「チンコは小さくてもいい!」んです!!
裏四十八手についてヒトコト
表よりも裏のほうが画像を見ても難易度の高さがあったりと内容が濃かったように思います!
果たして絵を描くために考案されたのか、それとも実際に見た体位を記したものなのかは分かりませんが江戸時代の性事情から現代人が学べる点は多くありそうですね!
四十八手の参考資料である「夢枕艶房秘考」では「四十八手は洒落て言ったまででいつも同じでは飽きる」といってますから四十八手(計68手)を極めても更に上を追い求めなければなりません。
裏はとくに柔軟性・筋力だけでなく知性が求められる体位が散りばめられていましたね。
そして、ただカタチ作るだけなく自分も模索しながらポイントを考察して追加するなど、今おもうと裏はとくに面倒な点が多かったです。
なので、始めから理解して記事を書いているわけではないんです。
また、スポーツ感覚でいろんな経験を積み、性事情に活かすことは恥ずかしいことではなく逆に互いの刺激やレベルを高めるためにも大事なことです。
いつも同じであるからこそ人は退屈してしまい次を追い求めるのです!
昨今はゲイビデオなんかを見ても相手が替わるだけで同じような体位しか見かけませんよね?
自分は珍しい体位があると記憶に残ってしまうくらいなので、それだけ刺激を求めているともいえますw
まぁ、あまりここでビデオについて語ると長くなってしまうので下にある関連リンクから「戯道場」をご覧ください。
関連リンク
前回の体位は⇒戯道ノ六十八 裏四十八手20 岩淸水 いわしみず
次回の体位は⇒戯道ノ六十九 秘四十八手1 撞木反り しゅもくぞり
表四十八手の全種別については
「戯道 【表】四十八手を体位種別ごとに分類した戯術大全」をご覧ください!
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