表四十八手の48種類すべてを記事として掲載しましたが、気になる体位や疑問点などは解決したでしょうか?
48手は相撲の決まり手をなぞらえて洒落ただけですから実際にはまだたくさんの決まり手があり、ぜひ技を駆使して夜のスポーツも盛り上げてください!
惚れさせたら勝ち、互いに求めあう仲になれば好敵手といえますね!
48手を体位のカタチで分類した表を作成したのでヤりたい体位を探してみましょう!
体位種別による分類
「前戯」を含めて「正常位」「後背位」「騎乗位」「測位」「座位」「伸長位」「交差位」「立位」の9種類の体位があり各体位ごとに並べてみました!
前戯 -6種-
結合前にキス、フェラ、触れ合うことで感度を高めて結合時の興奮度を高める大事な儀式。
特に女性は前戯に重点をおく必要があり、ゲイもここをおろそかにすることはSEXの上手さにも関わるような重要なポイント!
基本的な前戯として6種類がありましたね。
戯術名は知らなくてもしっかりと実践していることでしょう!
裏四十八手にも前戯はでてきますが男同士で竿を重ね合わせる「兜合わせ」は四十八手にありませんから江戸式名称を付けないといけませんねw
どれも普通におこなう前戯だから新鮮味がないけど先生のオススメやオリジナルってあるんですか?
互いの相性が分かる方法ならオススメしたいのが上下にフェラしあう「椋鳥」でしょう。
ただ竿をフェラし合うだけなのか、玉や穴も含めてフェラや手で愛撫しているかなど、この前戯だけで相手がどれだけの興奮と技量を持ち合わせているか分かるモノですよ!
また「恋のむつごと四十八手」で紹介されている前戯も大事なスキンシップですから「秘戯」として紹介します。
正常位 -9種-
重点するのは派生した技ではなく基本となる「網代本手」であり、基本的な腰の振り方が雑だとどの戯術も腰振りに独自性が垣間見える。
もちろん正常位に「この掘り方が絶対に正しい!」というものはありませんが、ウケの喜ぶ掘り方としては斜め上に竿で前立腺を狙うような腰つきといえるでしょう。
ただあまり狙い過ぎると痛くなるウケもいますから、そのときは腰の位置を微妙に高く調整するなどして楽しみましょう。
本手というのは前半の1~9番で一気に紹介されていましたね。
いきなり正常位のオンパレードでしたが裏四十八手にもまた紹介されるんですか?
「入船本手」は思っているよりもハードな体位で他にはどんな難しい体位があるのか気になります。
もちろん裏四十八手にも正常位が紹介されており、難易度があがる技のオンパレードです。
尻を抱えて持ち上げる「俵抱き本手」やウケを浮かせて掘る「浮島本手」など、「入船本手」以上の難易度が待ち受けています。
タチは筋トレの準備をしておいた方がいいかもしれませんね(笑)
後背位 -3種-
腰振りによる衝撃とタチの体重が負荷となることがあるので、いかに負荷を減らして抱き合うかも大事なポイント。
女性との行為を手本としているため後背位の技は3種類しかありませんでした。
自分ももう少しあるかと思ってましたが整理してみると意外と少ないものですね。
雄同士であれば後背位による性行為も多くなりますからオリジナルの戯術が増えていくことでしょう。
これだけだといつもの後背位だから目新しさもないです。
「〆込み千鳥」は騎乗位っぽくも見えるし他の体位も後背位っぽいものはあるんですけど、分類上の後背位って案外ありませんね・・
「〆込み千鳥」みたいに後背位でもあり騎乗位でもあるような複合的な体位はいろいろとありますね。
騎乗のカタチでもあるけれど“うつ伏せ”になっているという点で後背位に属する体位分けにしています。
なので同じような後背位のカタチではあるけれども「〆込み錦」はタチが座っていることから座位といった種別に分類されているため、複合的なものを合わせると後背位も意外と多くあります。
裏四十八手でもそういった技が多くあり、文献などを参考にしているとはいえ種別の判定に迷う体位が沢山あります(笑)
騎乗位 -6種-
どちらかの上体が起き上がっていたり、乗っかっている状態であるものは騎乗位に分類される。
ウケが跨ることによりタチに負荷のかかりやすい体位。
騎乗位は6種類もあり、茶臼と名称がついていると基本的には騎乗位の分類ですね。
ウケは体勢維持の負荷が少ないうえに、タチの竿の形により前立腺付近にあたりやすくなるため喜ぶ人も多いです。
「本茶臼」の状態でキスしながらキツく抱き合い、タチが上斜めに腰を振り続ければ興奮度が高まって時間を忘れてしまいますねw
この中で異質な騎乗位だと思ったのは「機織茶臼」ですね。
性行為って突いて突かれてのイメージでしたけど、かけ引きする遊びのような体位もあるもんですね。
裏四十八手にも変わった騎乗位はありますか?
裏四十八手では「流鏑馬(やぶさめ)」など縄を使っての騎乗位があったりします。
ただ分類としての騎乗位は少なく、表四十八手で出し尽くした感がありますね。
オリジナルではさらに「佐柳(さなぎ)」などの騎乗位を紹介しますからお待ちください。このペースだといつ紹介できることやら・・
測位 -5種-
普通にSEXするときにそもそも測位になることは少ないと思います。
なので測位のカタチや名称を見るだけでも新鮮味があったのではないでしょうか。
「菊一文字」と「御所車」はカタチが似ていますがタチウケの主導に変化があったり、「浮橋」は後背位・座位のようでもあり経験者はどれも少ないでしょう。
※浮橋などはオリジナルの配信で載せています
測位には「本手」などの特定の名称がないんですね。
「物」に例えたオシャレな名称が多い気がしますが、裏四十八手の測位にもオシャレな名称がつけられてそうですね。
裏には「裾野(すその)」といった名称の測位があり、変わった名称ではありますね。
裏四十八手では残念ながら測位が少なく、表で出し尽くした感があります。
しかし、種類はまだまだあり、追記やオリジナルなどで男だからこそ楽しめる様々な測位を紹介していきます。
座位 -5種-
タチの負荷が少ないが座ることで竿の大きさや位置として結合しにくいなどの難点がある。
代表的なのはやはり互いに抱き合う「唐草居茶臼」でしょうが、じつはタチとしては竿が上ぞりでないとヤりにくかったり、腰や足を使ってのピストンができないという不便さがあります。
意外にもウケは喜ぶ人も多く、竿が挿入されて抱き合うことが興奮度を高めており、必ずしもピストン運動しないとウケが残念がるかというとそんなこともありません。
座位って座るからてっきりベッドの端に腰かけるような体位だと思ったんですけど、江戸時代ではまだベッドは一般的なものではないからあぐらなんですね。
イスに腰かけるような体位はないんですか?
じつは「地蔵抱き」という体位がイスに座るような体位で紹介されています。
江戸時代ではイスというよりも布団を折りたたんで厚みをだして腰かけるような体位です。
因みに男同士の方が背面騎乗位のような座位はヤりやすいのでベッドに腰かけて座るカタチで楽しむのもありでしょう。
伸長位 -4種-
女性器と違うため素股となり、結合しているというよりも前戯に近い体位が基本。
竿と穴を結合することが苦手だったり抱き合うことがメインの性行為(バニラ)を好むゲイも少ないですがいます。
バニラよりの人は相手を探すのが大変な面もあるため、是非これらの体位を覚えて結合しなくても楽しめるバニラSEXをしてもらいたいですね。
伸長位はたしかにバニラのような体位しかないな・・
俺も結合派だし「バニラはSEXじゃない!」という人もいるくらいだから。
スポーティーに汗をかいてお互い疲れてるけどスッキリしている感覚がたまらないんだよな~
たしかにイチャイチャしていると汗をかいたりすることは少ないでしょうからスポーツ感覚で楽しみたい人にとっては物足りないでしょう。
裏四十八手には伸長位がないのでバニラ派は表四十八手の技を頭に入れておきましょう。
まぁ本来はちゃんと結合している体位なんですよ・・
交差位 -6種-
互いに足を挟み合って結合することは少ないため、新鮮味のある変化型ともいえる。
交差位も測位と同様で固定の名称はありませんね。
名称もオシャレで体位の画像を見るだけで挑戦してみたいものもあるのではないでしょうか?
残念ながら現時点で「寶船」に挑戦したよ~といった言葉が聞けていないのが残念ではあります・・
たしかに測位や交差位といった体位を普段ヤることはないですね。
「燕返し」なんてカッコイイですけど実際ヤるとどうなんですかね?
「燕返し」は後ろに足を反らせるため普段動かさない筋肉の運動になります。
柔軟性がないと足を攣りかねないので無理に行ってはいけません。
「八重椿」は互いに無理のない交差位で経験している人も多い事でしょう。
意外と測位的な体位は普段スポットに当たりにくいウケのスポットを当てることがあります。
さすがに「寶船」は難しいでしょうから簡単そうな体位から楽しんで挑戦してみましょう。
裏四十八手にも交差位はありますのでお楽しみに♪
立位 -4種-
タチにとってはウケとバランスをとるための体幹が必須となる。
最後に紹介した2種目は立位が続き画像からも難易度の高さが伝わると思います。
立った状態でやるときの大変さは体幹の他に“身長差”があり、ウケの友人は身長差によりタチが腰を痛めていたという話を聞きました(笑)
とくに野外の人にとっては寝ることができないため、立位が正常位のようなものではないでしょうか。
ベッドで立つことがないし床が固くないとバランスがとれないから立位になることは少ないかも・・
野外の時はたしかに立つのでしょうが駅弁とか体力が必要なのはできればヤりたくないですねw
立位は体の接する面が足裏しかないためピストン運動などの負荷を体幹で支える必要があり、他の体位と比べると難易度が少し上がります。
「後櫓」も互いに立っているだけのように見えますが実践してみると衝撃に耐える体幹や体勢を維持するためのバランスなど不便さは意外とあるもの。
裏四十八手では「押し車」といった曲芸に近い体位もありますが難易度からも駅弁レベルがなんなく熟せるプロになった者同士がたどり着く極地かもしれません・・
まとめ
ここまでお疲れさまでした!
48種類をざっと確認していきましたが復習した人にとっては「そういえばこんな体位もあったな~」といった感じでしょう。
四十八手を知らずに初めてこのページから見た人は「こんなに面白い体位があったなんて」「48種類みるだけで疲れた」という人が多いはず!
四十八手の柄が描かれた可愛いパンダ🐼のマグカップで休憩しましょう♪
表四十八手についてヒトコト
性交体位としては十分すぎますし、ヤれてない体位も・・・
裏四十八手は難易度が上がると言っていましたが表を制覇していないと実践が難しいものばかりなんですか!?
四十八手の参考資料である「夢枕艶房秘考」では「四十八手は洒落て言ったまででいつも同じでは飽きる」といってますから48手を極めた者にとっては更に上を追い求めるのでしょう。
そのうえで20手を追記しており、絵を見ただけでは分かりにくい体位も多くあります。
しかし、普通にはできない体位のオンパレード・・なことはありませんので引き続き気になる体位を探す冒険といった感じで気軽に楽しみましょう♪
関連リンク
前回の体位は⇒戯道ノ四十八 表四十八手48 櫓立ち やぐらだち
次回の体位は⇒戯道ノ四十九 裏四十八手1 俵抱き本手 たわらだきほんて
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